年金繰下げで後悔
年金を繰り下げ受給して後悔する話はネットに溢れていますが、
以下の記事もその中の1つです。
"「70歳を超えて、持病が悪化してね、医者にかかる回数もずいぶんと増えた。もう遠出はしんどくなってきた。これなら健康なうちに年金をもらって、楽しんでおくべきだったよ。それに早死したら意味ないだろ、繰下げたって。年金が増えたって、ろくなもんじゃないよな」” (引用元) FIRE達成者がお金より「社会とのつながり」を求める理由に、思わず納得してしまう
この記事のポイントを要約しますと、
① 65歳で年金受給なら16万円、70歳で受給なら23万円なので繰下げ受給選択
→ 税金等で手取りは思ったより増えなかった
② 体力に自信ありなので70歳まで嘱託で働いた
③ 65歳から年金を貰って楽しむべきだった!と後悔
といったところです。
私はこの記事だけでは繰下げ受給を後悔するべきなのか不明と思いました。
その理由をまとめてみたいと思います。
嘱託の仕事はやりがいがあったのか?
上記の①は単なるリサーチ不足なので無視で良いですが、
私がまず注目したのは②のポイントです。
70歳まで嘱託として働けたというのは、
相当良い会社で働いていたのではないかと推察されます。
仕事にそれなりのやりがいを持っていた可能性もあります。
なので、この方が65歳で仕事を辞めて年金生活に入った場合、
「仕事をしなくなったら暇でやることがなくツライ」
みたいなことを言いだしていた可能性もあったのではないかと思いました。
年金を早めに貰ったらその分使っていたのか?
そして、私が最も疑問に思った点というのは③のポイントです。
この方が65歳で年金受給を開始していたら、
旅行等で楽しい生活を65歳~70歳まで過ごしていたのか?
という点です。
この方の貯蓄額が書かれていないので何とも言えない部分もありますが、
嘱託で働いていたくらいなので、それ程はないと仮定します。
そうしますと、月16万円の年金を貰って、
それを右から左へ使っていたのだろうか?
旅行などには使わず、
”老後の為”に貯金をしていた可能性のが高くないか?
と疑問を持ったわけです。
となると、年金を65歳で貰っていたとしても、
旅行なんかには使わなかったかもな?と思いました。
また、そもそも月16万円では旅行三昧というわけにはいきません。
結構良い人生だったかも?
まあ、私がこの方の立場であれば、
65歳~70歳まで嘱託で働くのは絶対嫌なので、
旅行云々ではなく65歳から年金受給一択です。
ただ、嘱託の仕事にそれなりのやりがいがって70歳まで働き、
それで70歳で体調を崩したとて、
年金額が増額して生活にゆとりができたのであれば、
その後の人生には確実にプラスですから、
結構良い人生だったという解釈も成り立つのではないかと思います。
まあ後悔するポイントがあるとすれば、
65歳~70歳の嘱託期間も休暇くらいは普通にあったでしょうから、
この期間に旅行に行かなかった(かどうかもわかりませんが...)
事くらいじゃないでしょうかね?
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