FIRE後に趣味に飽きる...
私の実体験を踏まえて申し上げますと、
趣味に飽きて暇というのは違和感があります。
この問題を考えるのに丁度良い記事がありましたので、
これに沿って考えてみたいと思います。
この方はFIRE後にスキー三昧の生活をするべく長野県に移住、
しかし、スキーシーズンが終わったら時間が余って困った!
そして、働き始めて新しい人生へ...というよくあるパターンになります。
趣味が一つですぐ飽きる?
まず第一にオカシイ点ですが、
スキーは春が来ればできなくなるのは明らかなのに、
春になったらいきなり時間が余って困ったと言っていることですね。
長野県に移住までする人が、
春~秋までのスキーオフシーズンの事を考えていないというのは不自然です。
この手の記事では趣味が一つしかなくて、
FIRE後にそれに飽きるのが定番ではありますが、
実際には趣味は一つではないでしょうし、
また、趣味が短期間で飽きるというのも考えにくいです。
趣味は飽きるというよりズレる
それでは私がサラリーマン時代に思い描いて通りの、
趣味三昧のFIRE生活を過ごしているか?と言われれば、
それはちょっと違うというのが現状です。
例えば、旅行については年に2~3回は海外旅行へ!と思っていましたが、
今は年に1回程度で十分、ただ、その分より豪華な旅行がしたい!
という風へ変化しています。
また、普段の趣味の読書についても読みたい本の内容が、
当初予定の現代国内ミステリー中心から古典海外ミステリー中心へ移行しており、
これなど全く想定していなかった変化です。
こういったことを考えてみますと、
趣味は飽きるというよりはズレるという感覚で、
計画通りではないが、ある意味、計画以上に楽しめている、
というのが正解ではないかと思います。
「趣味を楽しむ」などと大上段に構えなくても
それともう一つ申し上げたいのは、
「趣味を楽しむ」などと大上段に構えなくても良いということです。
例えば、10月10日と14日にサッカー日本代表の試合がありましたが、
無職のFIRE民なら余裕でTV観戦が可能です。
しかしサラリーマンであれば、
夜7時に家に帰るのは一苦労、
いや、絶対に無理と言う人も多いかと思います。
こういった見たいTVがリアルタイムで見れるだけでも、
サラリーマン時代に比べれば、
それなりに充実した生活だと思いますがいかがでしょうか?
趣味は楽しもうと思ったらなかなか難しい。初期のころは何でもうまくできなくて楽しくないわけで、それでも続けているとだんだん楽しくなってくるので
返信削除趣味はだんだん楽しくなっていくのはその通りですね。ただ、FIRE否定の方の論調は、趣味はだんだん飽きてくるで、これはちょっと違うのではないか?と実感している人は多いのではないかと思います。
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