ワークライフバランスを捨てる!
自由民主党新総裁となった高市早苗氏ですが、
自身の今後の働き方について語った以下の発言が話題になっています。
”「全世代総力結集で、全員参加で頑張らなきゃ、立て直せませんよ。だって今、人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて、働いて参ります」”
私なんかは普通に頼もしい発言と思いましたけどね。
だって、総理大臣とか国会議員が国家の一大事に、
「今日5時から飲み会だから帰ります!」
「今月はもうこれ以上残業はできません!」
などと言ったら、それこそふざけんな!ということになるのでは?
と思うからです。
これが一般国民に対して「馬車馬のように働け!」と言ったなら大問題でしょうが、
普通に考えればそうではないことがわかるかと思います。
「働かされる!」と反射的に思う理由
ただ、この発言を聞いて、トップがそこまで働くのだから、
部下はもっと働かされる!と怯えた人は一定数いるように思えます。
と言うのも、日本ではそういった感覚の上司が極めて多いからです。
例えば、私が早期退職をする決定打となった上司は、
自分が土日とかに仕事をしている場合、
部下もその日は働くのが当然というスタンスです。
本来、高給を得て自由裁量的に働く人と、
一般賃金労働者は明確に区別すべきと思うのですが、
日本の企業では少なくとも実態的には、
そのようになっていないケースが多いのではないかと思います。
それどころか、自分は土日は休むけど、
部下に土日に資料を作らせておいて、
月曜日に出社するまでに準備させるとか普通にあります。
これなどはまさに、「部下を馬車馬のように働かせる」と言うケースで、
このような事態を想定して批判した人もいそうです。
私にはワークライフバランスの充実は不可能!
まあ、私個人のことを言ってしまえば、
ワークライフバランスの充実など不可能だと思ったので、
FIREしたという側面は強いです。
忙しかった時期は残業・休日出勤は当たり前でしたし、
純粋に仕事に従事すると言う意味での拘束時間が許容範囲だった時期も、
土日や休暇中に仕事の事をすっかり忘れられる環境ではなく、
また、私の性格的にもそのようなことができませんでした。
となると、常にワークのことが頭から離れられず、
そしてそのワークがつまらないけど妙に責任だけ重い...とくれば、
100%ライフに比重が置けるFIREしかない!
とそんな感じですね。
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