2025年10月9日木曜日

億り人が激増中の環境で舵取りが難しいのはアッパーマス層では?

億り人が激増中かも...だけど


ここ最近の円安・株高によって、
資産が1億円を突破した「億り人」が激増中のようです。

しかしながら、東京23区の新築マンション平均価格が1億円を突破、
諸々の物価が統計以上に上がっているのを実感している状況下では、
昔感じていたほど「すごいな!!」という感覚はないですね。

ミリオネアならどうだ?


そこでちょいと考えたのは、ミリオネアならどうだろう?
と言う事です。

「100万米ドルの資産」となれば、
今現在のドル円相場である152円で計算すると、
1億5,200万円となって、これだとちょっと凄いかも?
ということになるように思えます。

ただそれでも、日経平均が1~2万円だった時代の1億円に比べて、
全然物足りない感じはするかな?

私の感覚では、今の億り人は一昔前の3億り人くらいと言ったところです。

FIREを決断するには難しいタイミング?


まあそうは言っても、1億円もあれば人生は基本的には安泰でしょうから、
FIRE生活に問題が生じる懸念はないかと思います。

ただ問題は、もう少し資産の少ない層、
例えば「アッパーマス層 (資産3~5千万円)」くらいだと、
一昔前はセミリタイアは余裕、
FIREも慎ましく生活すれば可能という感じでしたが、
今だと以下のような懸念が発生する可能性があるのでは?と思います。

・資産5千万円でFIREするつもりで、
 到達は5年後くらいと思っていたが、
 資産が爆上げであっさり達成してしまった。

 そこで新たな不安が発生、例えば、
 この資産評価額が基準で良いのか (暴落リスクを考慮すべき?)、
 将来的なインフレを再計算すべき (生活費アップ → より多くの資産が必要?)
 みたいな問題です。

こういった事を考えますと、
今のような市場が爆上げの時の方が、
FIREに踏み切るタイミングというのは難しいのかもしれない?
ということを考えてしまいました。

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