2025年1月31日金曜日

資産があるのに60代で漫然と働くのはもったいない!

「漫然と働く」のはもったいない!


昨日とりあげました熱海移住で早期退職失敗の方の話で、
もうひとつ気になるところがありました。


この方は、

・Netflix, amazon prime, 読書, ゲームの生活に数か月で飽きる
・孤独や寂しさもあり早期退職後の無職生活は3年半で終了
・その後は埼玉で契約社員として働く
 → 仕事が本当に好きではないが働くことで生活にリズムが生まれるし時間も潰れる

とのことですが、一部のFIRE卒業の方のように、
積極的に仕事をしたくなってサラリーマンに戻るタイプではないようです。

仕事が好きでもないのに生活のリズムや時間を潰す為に働く...
この方は61歳で5千万円以上もっているそうなので、
無職生活を十分と満喫できるはずなのに、
何とももったいないな~というのが全般的な個人の感想です。

孤独や寂しさは契約社員で解決?


最初に気になったのが、孤独や寂しさから熱海での無職生活を辞めたそうですが、
それは、埼玉へ契約社員として移住して解決したのか?ということです。

私がサラリーマンとして働いて時代を振り返ってみても、
少なくとも40代以降は、働いていたので孤独が紛れた!
みたいな感情はなかったですからね。

むしろ今よりも当時の方が、
友人と飲み行きたいみたいな感情が強く出ていました。

まあ、仕事の話とか、天気の話などの雑談でもすれば、
孤独から解放されるというタイプの方ならそうなのかもしれませんが、
この辺はちょっと私の感覚と違うものがありますね。

60代がラストチャンスなのに...


また、私はもうすぐ60代に突入しますが、
60代前半くらいまでが身体の自由が利くラストチャンスかもしれない!
と思っており、やるべきことを整理しなくては!
と少々焦っている感情もあります。

一方、この方は、
”仕事が好きでもないのに生活のリズムや時間を潰す為に働く”
と言う感じになっており、私からすると何とももったいない感じです。

またこの方は、体の自由がある程度利く間は70代になっても働くそうですが、
本当に身体の自由が利かなくなって、
60代以降働くという選択肢にしてよかったと思うか?
後悔する確率がかなり高いのではないでしょうか?

仕事が好きでないは単なる謙遜かも?


もっとも、仕事が本当に好きでもないというのが謙遜で、
契約社員としてバリバリ働かれている可能性もあります。

3年半のブランクの後に、
61歳で別の医療機器メーカーに採用される時点で、
タダものではないのではないでしょうか?

仕事の未練的なものもあいまって、
早期退職からの無職生活を辞めたのであれば納得という感じです。

ただ、いずれにしましても、
私なんかとは随分感覚が違うということは間違いなさそうですが...

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2025年1月30日木曜日

FIRE後の熱海移住を早々に断念した理由

FIRE後は熱海移住


早期退職後に熱海に移住するも失敗し、
埼玉に戻り再就職した方の話を興味深く拝読させて頂きました。


と言うのも、私もFIRE後は熱海に移住するという選択肢を考えた時代があり、
現地にも2度程調査に行ったことがあるからです。

温泉大浴場付のマンションに住めば快適な生活もできるし、
東京に行くのにもいざとなれば新幹線が使えるので、
利便性も結構高いと思ったからです。

コスパは最終的に悪いと思った


当時、一見魅力的に見えた物件というのが、
物件価格は300万円ほどで、
フロントや大浴場が完備されている物件でした。

ただ、管理費等々が5万円以上するし、
仮に賃貸で入ると家賃が15万円くらいになったと記憶しています。
今軽く調べてみても、同じような物件がありました。

ただそうなりますと、都内や近郊のマンションに住んで、
大浴場的なものはスポーツジムの方で済ます方が、
コスパ的には良いと思いました。

また、熱海は東京から新幹線なら45分程度で到着できますが、
料金は片道で3,740円もかかります。
在来線なら1,980円ですが(それでも高い!)、
時間は2時間近くかかってしまいますので、
友人との飲み会なども気軽に参加できなくなるな~と思いました。

なので、かなり早い段階で私的に熱海はないな!
と思いました。

友人が遊びに来る前提にビックリ!


実は、この記事を読んで最もビックリしたのは、
早期退職後に熱海に引越した方の前提の一つが、
『熱海だったら近いな。遊びに行くよ』
みたいな友人の話を聞いたからというものです。

まだ働いている同世代の友人が、
わざわざ熱海まで来ますかね~?

記事ではコロナが原因みたいに書かれていますが、
コロナがなくてもそんなに来る人はいないのでは?

まあ、私と違ってフットワークの軽い友人が多いのかもしれないので、
何とも言えない部分はあるとは思いますが...

ただ、私なんかが友人に時々飲みに誘われるというのも、
比較的都内中心部に近いところに住んでていて暇という要因が大きいと思いますので、
この辺は今の住居で良かったと思うところですね。

これが、熱海だとか大分県杵築市とかだったら、
いくら相手が暇とわかっていても、
誘う方も誘いにくいんじゃないでしょうかね?

2025年1月29日水曜日

定期預金金利1%超の時代到来!

日銀の利上げで各行動く


日本銀行が政策金利を0.5%程度に引き上げる追加利上げを決定しました。
これにより、民間銀行の多くも金利を上げる動きがみられます。

3メガバンクは普通預金金利を0.2%にするとのことですが、
適用は3月からだそうです。

この時期に金利を上げるのは賛成ではありませんが、
上がってしまったので色々と動く必要はあるのかな?とは思います。

ここでは、私の保有する銀行口座を中心に、
どう対応するかをざっとまとめてみたいと思います。

UI銀行は1年定期が1.1%に!


まずはUI銀行ですが、新規口座開設者に対しては、
1年もの定期預金金利が1.1%となります。

既存預金者に対しても、
1,000万円以上の大口定期預金は1.05%、
1,000万円以下のスーパー定期預金は1.00%
となります。

私は既にUI銀行で定期預金を持っていますが、
3月の満期時には追加利上げ見込みなどを鑑みてとはなりますが、
こちらに預入れを行う可能性が高いかと思っています。

ちなみに、オリックス銀行やau自分銀行も、
新規口座開設者向けは定期預金金利が1.0%だそうで、
いよいよ定期預金金利1%超の時代が来たという感じです。

普通預金金利は0.4%の時代


メガバンクが3月から普通預金金利が0.2%となりますが、
元々金利が高かった銀行については更なる利上げとなります。

まずは、私が実質メイン的に使っているSBI新生銀行ですが、
パワーフレックス円普通預金のダイヤモンドステージならば、
3月3日から0.4%となります。

また、あおぞら銀行BANK支店は2月1日から普通預金金利が0.35%となります。
あおぞら銀行BANK支店は定期預金6か月が0.8%と、
ある意味ちょうど良いキャンペーンもやっています。

私の場合、流動性預金はSBI新生銀行が中心ですが、
2月は残高をあおぞら銀行へ移した方がよさそうです。

FIRE民には物足りないでしょうが...


まあ、フルインベストメントのFIRE民にとっては、
まったくもって物足りない金利水準かと思いますが、
今まで、0.2%の定期預金を求めてローカル銀行に口座を開いていた身からすると、
金利は随分と上がってきたというのは実感致します。

地銀とかが、新たなキャンペーンを行う可能性もあるので、
引き続きこの辺はウォッチしていきたいと思います。

2025年1月28日火曜日

FIREより起業? ~ 起業お勧めの風潮には違和感あり ~

中高年起業家グランプリ優勝者コメント


中高年の起業家向けビジネスコンテストなるものがあったそうで、
そのグランプリを取られた方のコメントが印象的でした。

"「気づいたら50代まで来てしまった。(起業を)やらずに、暇を持て余してソファーに座っていた自分を思い出して。年代的にも最後の挑戦をしようと思い切って起業しました」” (引用元) 第二の人生”定年前後に起業 成功カギは?…小額投資でリスク避ける”"
「50代で暇を持て余してソファーに座っていた」なんてFIREそのもの!
何が不満なんだ!なんて私なんかは思ってしまうのですが、
世間一般にはなかなか説得力のある言動のように思えます。

50代でFIRE生活 VS 起業だったら...


50代で起業でビジネスを成功させる方が、
50代でFIREでまったりと生活するより、
世間的には遥かに良い印象があるでしょうね。

私個人の印象を振り返って考えてみると、
40代で仕事に絶望しきっている状態でこの発言を聞いたところで、
自分が起業しようなどとはまるで思わないでしょうが、
30代でまだ仕事に未練が全くないわけでもない状態であれば、
起業という方法もあるのか...と思わないでもなかったかもしれません。

それで起業してうまくいけば良いでしょうが、
その確率はやはり低いでしょうね。

そして最悪のシナリオというのは、
FIRE資金を起業へ振り向けた結果、
サラリーマンの安定した職もFIRE資金も失うというものですかね?

リスクの低い1人起業が中心らしいが...


もっとも記事では、

"初期投資が50万円以下で融資も受けないリスクの低い「1人起業」が目立ってきているといいます"

とのことなので、起業リスクもそこまで高くないのかもしれません。

ただ、最近はやたらと起業を勧める記事を見かけるのがちょっと気になるところです。

「中高年のポテンシャルはあなたが思っている以上にあるのです!」

何て文言をよく見かけますが、本当なんでしょうかね?

起業の成功確率であるとか、失敗した時の影響とか、
この辺りももう少しきっちり報道して欲しいとは個人的に思います。

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2025年1月27日月曜日

セミリタイア生活は計画通り行かない? ② でも早期退職という判断は”大正解”

過度なストレス下で考えた事は正しいのか?


昨日は、サラリーマン時代は過重なストレスやプレッシャーで、
正常な判断ができない病人のような状態なので、
サラリーマン時代に考えたセミリタイア計画など、
計画通りに行かなくて当然!という内容の話をしました。

それでは、そういった判断力が鈍っているような状況で下した、
「セミリタイアする」
という判断は正しいのかどうか?という疑問が出る可能性はありますが、
その点については心配しなくて良いのでは?と思います。

会社を辞めるという方向性は正しい!


と言いますのも、病気の時に考えなければいけないのは、
まずは病気を治すことなわけであって、
サラリーマンであるのが病人のような状態であるならば、
その為に早期退職からセミリタイアというのは、
抜本的な治療法とも言えるからです。

もちろん、セミリタイアだけが解決法ではなく、
状況によっては、

① 会社生活が厳しい元凶である上司(あるいは自分)の転勤を待つ
② 転職する

といった方が向いている方もいるとは思います。

ただ、①も②も環境が変わってより酷くなるケースもあり(私がそうだった...)、
セミリタイアやFIREが一番の解決策である場合が多いかと思います。

唯一注意する点というのは、仕事への未練じゃないでしょうかね?

この辺はもう少し考えてからまとめたいと思いますが、
FIRE失敗系の方の話を聞いてみると、
結局のところはここに行きつくような感じがしますのでね...

2025年1月25日土曜日

セミリタイア生活は計画通り行かない? ① 計画は”病人の頭”で考えた事だからでは?

熱でうなされながら考えた事


ちょっと前に風邪をひいて熱でうなされながら考えたことです。

熱にうなされて何もできない時間というのは無駄の極みで、
早く風邪を治して正常な生活に戻りたい!と思うのは自然の流れです。

そして、風邪を治したらあれこれと色々やりたいことだとか、
食べたいものだとかを夢想することもあります。

ただ、実際に風邪が治ったら治ったで、
熱でうなされていた時にやりたいことなどすっかり忘れてしまう...
そういうことはあるかと思います。

これは何かに似ているな~と思いましたが、
それは、サラリーマン時代にセミリタイア後にやりたいことをあれこれ考えても、
実際にそのやりたいことは会社を辞めてから結構やっていない!
ということです。

サラリーマン時代は病人みたいなもの?


今振り返るとサラリーマン時代というのは、
常にストレスとかプレッシャーにさらされており、
精神的には病人みたいなものだったのかな?と思います。

となれば、会社を辞めてセミリタイア生活に入れば、
その病気はしばらくすれば完治するわけで(後遺症は若干残りますが...)、
やりたいこととかも違ってくるのは当然ではないかと思います。

一例を挙げますと、サラリーマン時代の私は、
深夜ラジオを聞くのが癒しの一時でした。

もちろん、リアルタイムで聞くことはできませんが、
往復の通勤時間や昼休みに録音をして聞いていました。
ただ、会社を辞めてからは聞く頻度は随分と落ちました。

サラリーマン時代の疲れ切った身体と心では、
何も考えずに聞けるラジオは最高の癒しではありますが、
ストレスも何もない現在の状況では、
読書とか自分で考える要素の高いものの方が、
優先順位が高くなったという感じです。

深夜ラジオなんかもセミリタイア後はリアルタイムで聞けるかな?
なんて思ってはいましたが、
実際にセミリタイア後はリアルタイムで聞いたことはないです。

セミリタイアが計画通り行かない理由


セミリタイア後に計画をきっちり立てて退職しないと、
セミリタイア生活は失敗するとおっしゃる方は多いですが、
この辺りの事情を考えてみると、
必ずしもそうではないのかな?と思ってしまいます。

退職後は精神状態がまるっきり変わりますから、
その変わった精神状態を想定して計画を立てるというのは、
ストレスまみれのサラリーマンにとっては、
ちょっと難易度が高いのでは?と思ってしまいます。

とりあえずは

 ”病気を治す = 会社を辞める”

という事だけを考えて生活するのも、
あながち間違いではない気が致します。

2025年1月24日金曜日

風呂キャンセル界隈と真逆のセミリタイア生活 ~ 朝晩の入浴で極楽生活 ~

風呂キャンセル界隈


「風呂キャンセル界隈」なる言葉が流行っているようですね。

確かに、サラリーマン時代に疲れすぎた時などは、
風呂に入らずベッドへ直行!みたいな流れはありましたが、
通常の疲れであれば、風呂で疲れをとるのが得策ではありました。

セミリタイア生活に入ってからは、
スポーツジムでの大浴場&サウナは基本的に欠かせない習慣であり、
今現在は風呂キャンセル界隈とは真逆の生活をしております。

スポーツジムでの入浴については何度か当ブログでも取り上げていますが、
微妙に変化している部分もありますので、
昨今の生活習慣について軽くまとめてみたいと思います。

朝の大浴場&サウナからのスタート


実質的な朝のスタートはスポーツジムの大浴場&サウナからスタートと言えます。

最近は空いている時間を狙うという観点、
また、その後に昼食を買いに行くという流れから、
11時頃にスポーツジムに行くことが多いです。

スポーツジムに行く前に、
自転車で30分程度走るのもトレーニング的な日課になっています。

最近は寒さも厳しくなっている関係上、
朝の入浴は至福の一時という感じになっていますね。

夕刻は入浴のみ


朝は温めのお風呂からサウナという流れですが、
夕刻は熱めのお風呂のみという感じが最近は多いです。

基本的に疲れることは特にしていないセミリタイア生活ですが、
夜はゆっくり湯舟につかって疲れをとって、
晩酌に備えるという感じですかね?

リラックスできない時間帯も...


それでは、この習慣に死角的なものはあるのか?ですが、
大きく言って2つあるかと思っています。

今現在の会費は12,000円程度となっていますが、
セミリタイア当初は8,500円程度だったと記憶しています。
更なる値上はちょっと勘弁して頂きたいところです。

もう一つは、混雑する時間帯はリラックスできないことですかね?
平日の7時頃や日曜日の夕方などは混みあって、
湯舟が人で一杯のこともあります。

まあ、この辺はこういった時間帯を避ければよいだけなので、
それ程大きな問題ではありませんが...

今現在はこんな感じの生活ですので、
風呂キャンセル界隈も外出キャンセル界隈も、
自分にとっては無縁かな?という感じですね。

2025年1月23日木曜日

【私には無理!】管理職は部下の趣味まで把握する努力が必要?

「50代上等!」の感想


常見陽平さんの著書、
を読みました。

50代の生きずらさの理由の分析、
今後どう生きるかなどのヒントがあって、
参考になるところは多かったです。

ただ、管理職として若者とうまくやる方法については、
ここまでやらないといけないのならば、
やはりサラリーマンを辞めて良かった!
と思うような内容の話が記載されていました。

若手社員の流行を知ろうまでは良いが...


まず、若手社員の理解を深める為に、
若手社員の流行事情を知る、
というのまでは良いとしましょう。

ただ、その後のトヨタの管理職の話は強烈でした。

"トヨタの上司は部下とのコミュニケーションを大事にします。職場で「最近、どうだ」と声をかけるし、部下の表情が曇っていないかも観察します。面談の時間もしっかりとります。
さらには、部下、後輩の趣味を把握しようとします。バンドをやっているという部下がいたら、その音源を聴かせてもらうのです。そこまで努力して、若手社員のことを理解しようとしているのです。(引用:50代上等! p.149~p.150)"
流石は世界のトヨタ!ここまでやるとは大したものです。

ただ、管理職というのがここまでやらないとダメならば、
私の感想としては、管理職など1mmもやりたくないな~
といったところですかね?

ドライな関係の方が良くないか?


確かに、私の上司だった人の中には、
中年男性など夜は暇に違いないと決めつけて、
飲みに誘い、ツマラナイ話を一方的に喋るだけみたいな人もいて、
この上司に比べればトヨタ管理職のが遥かに良いとは思います。

ただ、趣味でやっているバンドの音源を聴かせてくれ!
なんて上司に言われるのは、部下の立場から嬉しいのですかね?

私だったらプライベートは会社と完全に分けたい!
と思いますので、ちょっと嫌だと思うような気がします。

まあ、プライベートでもお世話になりたいみたいな上司は、
私のサラリーマン人生で一人もいなかったのでそう思うのかもしれませんが、
ちょっとこの辺りはどうなんでしょう?と思うような内容でした。

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2025年1月22日水曜日

常連客の顔を覚える気のない店員を見ての雑感

週に2~3回通うパン屋


私の最近の昼食事情としては、週に2~3回は、
近所のパン屋で調理パンと菓子パンを買って、
スーパーで買った小松菜などをサッとゆでて、
De'Longhiのエスプレッソマシーンで淹れたコーヒーを飲みながら、
YouTubeを見ながらまったりするのが定番となっています。

私の通うパン屋は個人経営のお店で、
非常にこじんまりとしたお店です。

以前の店員さんは私の顔を覚えていてくれるようで、
何も言わずともクレジットカードの支払いに対応、
シャキシャキと会計を済ませてくれる人でした。

店員さんが変わり都度確認へ


3か月くらい前にその店員さんに代わり、
20代と思われる若い女性がレジに立つようになりました。

この方はどうやら私の顔を覚える気はないらしく、
「支払いはカードで」と言うと、
「支払いはクレジットカードですね?」と毎回念押し、
「こちらのパンはお早目に召し上がるか冷蔵庫で...」
という注意を毎回言ってきます。

まあ、毎回言わんでも...とは思いますが、
20代女性から見れば50代のおっさんなどどれも同じに見えるでしょうから、
これが普通の対応なのだとは思います。

窓口業務のトラウマ


ただ、私がこのような応対にちょっと反応してしまうのも、
私が個人顧客担当だった時代のトラウマがあるからですね。

お店に電話をかけてきて「オレだ!」としか言わず、
「どちら様ですか?」と聞くと怒る客とか、
重要説明次項を言うと「何度も同じ事言うな!」と怒鳴る客とか、
結構いましたからね...

流石にパン屋にそんな客はいないとは思いますが、
ちょっと心配になる部分はありますかね?

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2025年1月21日火曜日

50~60代の年収の下がり方をみんな知らない?そんなことないと思うけど...

60代以降の給料の下がり方


60代以降に給料がどのくらい下がるのだろうか?
この辺を統計的に記載している記事がありました。

"〈60歳以降の就業者全体の年収分布をみていくと、60代前半では平均収入は357万円で、上位25%所得は450万円、収入の中央値は280万円となる。
60代後半に目を移すと平均額は256万円まで下がり、上位25%所得は300万円、中央値が180万円まで下がる。定年後の就業者の収入の実態を探っていくと、300万円以下の収入の人が大半であることがわかる〉(『ほんとうの定年後』より)” (引用元) 意外とみんな知らない「年収の下がり方」…50〜60代を直面する「定年危機」の実態"
ただ、記事にある「意外とみんな知らない」というのは、
一般論的に世間ではどのくらい給料が下がるかという事であり、
自分がどのくらい給料がさがりそうか?という事は、
結構みんな知っているのではないでしょうか?

40代半ば過ぎからのシミュレーション


と言いますのも、最初に入った会社の元同僚に聞きましたら、
だいたい40代半ば過ぎくらいから給料が今後どのくらいになるか、
退職金がいくらになるかとか、かなりの精度でわかると言っていました。

それに基づいて、住宅ローン残高や子供の学費を計算、
かなりの計画的な支出を心がけていると言っていました。

この辺はよく考えたら当然のことで、
たまに聞く、いきなり給料下げられて家計が破綻!
みたいな人の方が少数派ではないかと思います。

一番知らないのは私だったかも...


その点では、私は実は50代後半とか60代になってから、
給料がどうなるかの詳細を知らなかったとも言えます。

理由はもちろん、そんな年になるまで働く気がなかったから、
この辺の情報を真面目に収集していなかったからです。

ただ、会社を辞めてから聞いた話によると、
私が漠然と考えていた給料の減少幅よりかなり厳しいらしく、
もう少し真面目にこの辺を研究していたのならば、
よりセミリタイアへ真剣に取り組んでいたかもしれません。

まあ給料の水準はともかくとして、
60歳過ぎての仕事というのは、
私の場合は仕事内容的に受け入れたくなかった部分が大きいですが...

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2025年1月20日月曜日

【仕事好き?】お金が絡むと真実が見えにくい件

「商売が好き」は本当の事だと思うが...


昨日は、商売好きの蕎麦屋の店主が体力の限界より、
夜の営業をやめて昼の営業のみにした話をしました。

この店主は色々と蕎麦に拘りを持っているのを何度も聞いており、
商売好きなので体力の許す限りは店をやりたい!
という言葉は本当の事だと思います。

ただし、一般論としては、
お金は関係なく、仕事が好きでやっている!
みたいな話は結構怪しいケースが多いと思います。

仕事の位置付けを改めて考えてみると...


働かないで暮らしていけるだけの資産がありながら働いているのは、
仕事が好きだからだ!お金は関係ない!
という人は結構いるように思えます。

その仕事が純然たるボランティアであるとか、
仕事そのものは赤字であるとかであれば、
仕事が好きでやっているというのはある程度の説得力は持ちます。

ただ、その好きな仕事とやらでバリバリ稼いでいるとなると、
仕事が好きだから働いているのか?
もっと稼いでより良い暮らしがしたいから働いているのか?
外からはなかなか判断がつきにくいのでは?と思ってしまいます。

完全FIREに近い形態を選択したのは正解


まあ、このようなことを考えるのも、
私が好きな仕事などやったことがないことから来る、
妬みのような感情に起因しているのかもしれません。

ただ、無給だったり赤字だったりでもやりたい何かがあるのか?
と言われれば私には全くないので、
完全FIREに近いセミリタイアを選択したのは良かった!
と再認識する次第ですね。

※ 念のためですが、私はお金があって仕事が好きならば、
 タダ働きするべきだ!などとは全く思っていません。

2025年1月19日日曜日

「理想の仕事」と「理想の労働時間」の両立は困難

蕎麦屋が夜営業を辞めた!


昔よく行っていた蕎麦屋に久しぶりに行ったのですが、
そのお店は夜の営業を辞めて昼の営業のみになっていました。

話を聞いてみると、店主の方が高齢とのことで、
流石に夜はシンドイから辞めたとのこと。

とは言っても、商売は好きなので辞めたくない!ということで、
昼はこれまで通りやることにしているそうです。

この話を聞いて思ったことは、
自営業だとこの辺の融通が利くケースはあるけど、
サラリーマンだと無理だよな~ということですね。

理想の仕事を見つけたとしても...


私がセミリタイアした理由の一つとして、
自分が好きな仕事につける確率が果てしなくゼロになったから!
ということは何度か述べている通りです。

しかしながら、いざ理想の仕事に就けていたところで、
セミリタイア願望がなくなったかと言えば、
そうでもないかな?と思うようになりました。

と言いますのも、理想的な仕事というのは、
それなりの責任・激務が伴うからです。

責任の話は一旦置いておくとして、
私が希望部署に配属されてそれなりに昇進したとすると、

・定時帰りなど夢のまた夢
・休暇が取りにくくなる

といった副作用が想定されます。

労働時間が長くなり毎日帰りが遅くなり、
休暇が取れてもお盆の真っ只中のみであり、
海外旅行は行けても超高額、
そもそもチケットがとれない可能性も高くなります。

それを仕事のやりがいや収入アップで補えるか?
ちょっと無理かな~と今なら思います。

理想の仕事と理想の労働時間の両立は困難


要するに、「理想の仕事」と「理想の労働時間」の両立は困難ということです。

私の周囲を見回してみても、
それなりのポジションに就いている方々で、
定時に帰って、休暇をバンバン取っている人など皆無です。

となると、そこまで仕事が好きなわけでもない私ですから、
どう転んでもセミリタイアという方向へ行くのは、
必然だったのかもしれません。

2025年1月18日土曜日

FIRE成功! ③ 私の”FIRE成功宣言”は60歳の予定

FIRE成功は現時点でも確信してはいるが...


私自身、50歳で早期退職に踏み切って、
7年以上の月日が経過しています。

その間、一度たりともサラリーマンに戻りたいと思った事はなく、
また、資金減少速度は当初想定より緩やかになっています。

なので、今の私がFIRE成功宣言をしても、
まるっきり的外れではないとは思いますが、
不安要素がなくはないと思っています。

資産暴落リスク & インフレ


第一に資産暴落リスクが挙げられます。
私も多くの方同様、資産暴落があったところで、
いずれは元の水準に戻ると思ってはいますが、
近々、本当に暴落があれば消費行動への影響は避けられないと思います。

仮に資産暴落でこれから大幅な節約モードに入るとして、
旅行などに行かないとなり、
資産レベルが年金受給開始くらいの時に戻ったところで、
それはFIRE成功と言えるのかどうか?

また、インフレがこのペースで進むとなると、
普段の食生活、海外旅行での質低下は避けられません。

今のところは、資産が想定より増えているので、
インフレをオフセットしている感じですが、
これが継続できる保証はありません。

60歳を過ぎたら


ただ、60歳を過ぎたらその辺は気にせず、
とりあえずはやりたいことをやるモードにしたいと思います。

私は年金受給は70歳辺りの繰り下げ受給を計画してはいるものの、
65歳の年金開始が見えてくるわけで、
気持ち的には随分と楽になります。
あと5年乗り切れば良いわけですからね...

60歳からは体力的にも落ち込みが激しくなりそうなので、
先の事はあまり気にしないで生きたい!
という風に気持ちをスイッチしたいと思います。

なので、私が60歳になった時点で、
5年間は普通に生き延びれる資金が残っていたならば、
FIREは成功した!と宣言しても良いのかな?
と今のところは勝手に思っております。

2025年1月17日金曜日

近所のカフェが閉店! ~ 街の急激な変化はセミリタイア生活での計算違い ~

近所のカフェが閉店!


私の家の近所にある1年位前にOPENしたカフェですが、
どうやら昨年末で閉店してしまったようです。

それなりにお客は入っていたようには思えますが、
客単価と店の広さを考えますと、
採算的にはやはり厳しかったようです。

まあ、徒歩圏内で駅により近い方に、
大手のカフェチェーン店が複数あるという立地条件でしたので、
素人目には、やはりちょっと厳しかったのでは?と思います。

チェーン店以外の開店に期待はあったが...


私の地元での飲食店の新規開店と言えば、
チェーン系かインド・中華系かといったところで、
私にはあまり縁のないお店ばかりです。

まあ、カフェもあまり行かないのですが、
こちらのお店はランチにも力を入れ始めた感じで、
近々行こうと思っていたら閉店してしまったという感じです。

やはり、巷で言われているように、
飲食店経営とは難しいもののようですね。

街が味気なくなる...


この手のお店が閉店するといつも感じることなのですが、
どんどん、街が無個性化していくということです。

私の地元では、私が引越してからも大型店舗がOPENするなど、
トータルでみたら利便性は向上しているとも言えますが、
個人商店などは減少傾向にありますね。

思い返すと、定期的に通っていたとんかつ屋、蕎麦屋、パン屋など、
結構多くの店が閉店してしまっており、
私の生活スタイルも結構変わっております。

外食もセミリタイア生活の重要な楽しみと考えていた私にとっては、
この辺りはちょっとした計算違いということが言えますね。


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2025年1月16日木曜日

FIRE成功! ② FIREでゼロ打ちはない?

「ゼロ打ち」とは?


「ゼロ打ち」とは、選挙開票番組で開票開始直後、
開票率0パーセントにもかかわらず当選確実を報じることを言います。

恐らくこういう方はほぼいないと思いますが、
私はこの手の番組を見ると、
会社をFIREで辞めた直後に、
既に残りの人生を勝利した!
みたいな感じの人を思い出してしまうのですね。

選挙なら結果はすぐに出ますが、
FIREが本当に成功するかどうかわかるのは、
相当後になってからの話です。

会社を辞めた直後のタイミングでFIRE生活成功を確信する!
と言うのは少々早すぎやしないか?と思います。

準富裕層レベルの資産であれば...


FIREする人の資産はまちまちではあると思いますが、
多くの方は準富裕層~富裕層の下の方に属するのではないかと思われます。

このレベルの資産であれば、
暴落等があったところで何とか踏みとどまれるとは思いますが、
思ったような生活にはならないリスクはあるかと思います。

それでも、サラリーマン時代よりは遥かにましな生活でしょうが、
思い描いていたようなFIRE生活にはならない可能性はそれなりにあるとは思います。

なので、FIRE直後で「FIRE成功」みたいなニュアンスを醸し出すのは、
ちょっと早すぎるのは?と個人的にはどうしても考えてしまいます。

超富裕層は別のリスクが...


それではお金の心配は全くない超富裕層であれば、
FIREした直後にゼロ打ち的にFIRE成功宣言しても良いのでは?
と思われるかもしれませんが、
この場合は別の理由でちょっと早いかと思われます。

超富裕層ともなれば5億円以上の資産ということですから、
相続とか宝くじ以外でこの金額を稼ぐとすれば、
本業・投資で非凡な才能を発揮された方と思います。

こういった方が、
ある意味で何もしないFIRE生活に耐えられるか?

実際にFIRE卒業を宣言されて仕事に戻られる方は、
このカテゴリーに多くみられます。

そもそも、仕事が本当に嫌なのであれば、
1億円とか3億円とか貯まったタイミングで仕事は辞めてると思うんですが...
と言う感想をどうしても持ってしまいますね。

2025年1月15日水曜日

FIRE成功! ① FIRE失敗は明確だが成功は不明確

FIRE失敗の定義は明確だが...


今でも定期的に見かける「FIRE失敗」とか「FIRE卒業」ですが、
この定義はかなり明確ではないかと思います。

・FIRE資産がなくなった(または、なくなりそう)
・サラリーマンに戻った(または、フルタイムに近いバイト等)

まあ、お金があるけど暇だとか文句を言っている人もいますが、
サラリーマンに戻っていないのであれば、
サラリーマン時代よりはマシだと言えると思うので、
個人的にはFIRE失敗のカテゴリーに含まれないと思います。

FIRE成功が不明確と思う理由


一方、「FIRE成功」というのは、
不明確な要素が付き纏うのではないかと思います。

というのも、「FIREして良かった!」と言う人は極めて多いですが、
それはあくまでも現時点の感想だと言えなくはありません。

5年後とか10年後に同じ事が言えるのか?
先の事は厳密にはわかりませんので、
資産が枯渇するかもしれませんし、
突然、働きたくなるかもしれません。

FIRE成功を宣言するのは早い?


実際問題として、「FIRE成功」を宣言している方が、
FIRE歴10年超で潤沢な資産をKeepされているとかなら納得ですが、
FIRE歴3年未満で資産が数百万円とかですと、
FIRE成功宣言はちょいと早すぎないだろうか?
と思ってしまいます。

そう考えますと、
私なんかが「FIRE成功」を宣言してしまうのも、
少々早いのではないのか?
なんて思ってしまいます。

次項以降では、「FIRE成功」を宣言する必要十分条件は何か?
この辺りについて私見を述べさせて頂ければと思います。

2025年1月14日火曜日

「割増退職金を貰って早期退職で後悔」 ~ 再就職先が見つからないより、仕事がハードなリスクのが高い? ~

よく見る「早期退職を後悔」の記事


定期的に見かける「早期退職を後悔」の記事ですが、
以下のような記事がありました。


57歳で月収60万円の仕事を辞めて、
1,000万円の割増退職金をゲット、
かなりの好条件ですが再就職先が決まらず後悔...
といった、何度も見かけたようなパターンの記事です。

この記事を読んで第一に不思議に思ったのが、
再就職の当てもなく早期退職に応募するのか?
という点ですかね?

この方の場合、もう少し慎重に行動して、
実際に採用見込みを専門家に相談するとかしていれば、
この災難は簡単に防げたような気がします。

転職は出来るが仕事はハードになる


私の友人・知人でも早期退職に応募して再就職した人はいますが、
皆さん、再就職の目途があって会社を辞めています。

ただ私が問題視する点というのは、
再就職できるかどうかではありません。
再就職先の仕事がどうかの方が遥かに大事です。

そして、早期退職後に再就職した人に共通しているのが、
皆さん、仕事がハードだということですかね?

50代で休日出勤当たり前みたいな話は、
ちょっと聞いていると絶対まねしたくないな~
という印象しかありません。

ただ、それは承知の上での転職であり、
体力とやる気のある人にとっては、
そこはあまり問題でないようで、
根本的なスタンスが私なんかとは違う感じです。

私が恐れたのは仕事がハードになること


私は40代初期には既にFIREを目指すモードに入っていましたが、
一応は転職という選択肢も考えました。

そこで色々と調べた結果、
私の実績・実力で全く転職ができないことはないかもしれないが、
仕事は間違いなくハードになるという結論に達しました。

それはもちろん私にとっては良い材料ではないので、
かなり早い段階で転職はなしだな...となりました。

まあ、転職ガチャにすでに2回はずれた私なので、
3回目でうまくいくなんて全く思えなかった方が理由としては強いかもしれませんが...

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