熱でうなされながら考えた事
ちょっと前に風邪をひいて熱でうなされながら考えたことです。
熱にうなされて何もできない時間というのは無駄の極みで、
早く風邪を治して正常な生活に戻りたい!と思うのは自然の流れです。
そして、風邪を治したらあれこれと色々やりたいことだとか、
食べたいものだとかを夢想することもあります。
ただ、実際に風邪が治ったら治ったで、
熱でうなされていた時にやりたいことなどすっかり忘れてしまう...
そういうことはあるかと思います。
これは何かに似ているな~と思いましたが、
それは、サラリーマン時代にセミリタイア後にやりたいことをあれこれ考えても、
実際にそのやりたいことは会社を辞めてから結構やっていない!
ということです。
サラリーマン時代は病人みたいなもの?
今振り返るとサラリーマン時代というのは、
常にストレスとかプレッシャーにさらされており、
精神的には病人みたいなものだったのかな?と思います。
となれば、会社を辞めてセミリタイア生活に入れば、
その病気はしばらくすれば完治するわけで(後遺症は若干残りますが...)、
やりたいこととかも違ってくるのは当然ではないかと思います。
一例を挙げますと、サラリーマン時代の私は、
深夜ラジオを聞くのが癒しの一時でした。
もちろん、リアルタイムで聞くことはできませんが、
往復の通勤時間や昼休みに録音をして聞いていました。
ただ、会社を辞めてからは聞く頻度は随分と落ちました。
サラリーマン時代の疲れ切った身体と心では、
何も考えずに聞けるラジオは最高の癒しではありますが、
ストレスも何もない現在の状況では、
読書とか自分で考える要素の高いものの方が、
優先順位が高くなったという感じです。
深夜ラジオなんかもセミリタイア後はリアルタイムで聞けるかな?
なんて思ってはいましたが、
実際にセミリタイア後はリアルタイムで聞いたことはないです。
セミリタイアが計画通り行かない理由
セミリタイア後に計画をきっちり立てて退職しないと、
セミリタイア生活は失敗するとおっしゃる方は多いですが、
この辺りの事情を考えてみると、
必ずしもそうではないのかな?と思ってしまいます。
退職後は精神状態がまるっきり変わりますから、
その変わった精神状態を想定して計画を立てるというのは、
ストレスまみれのサラリーマンにとっては、
ちょっと難易度が高いのでは?と思ってしまいます。
とりあえずは
”病気を治す = 会社を辞める”
という事だけを考えて生活するのも、
あながち間違いではない気が致します。
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