「50代上等!」の感想
常見陽平さんの著書、
を読みました。
50代の生きずらさの理由の分析、
今後どう生きるかなどのヒントがあって、
参考になるところは多かったです。
ただ、管理職として若者とうまくやる方法については、
ここまでやらないといけないのならば、
やはりサラリーマンを辞めて良かった!
と思うような内容の話が記載されていました。
若手社員の流行を知ろうまでは良いが...
まず、若手社員の理解を深める為に、
若手社員の流行事情を知る、
というのまでは良いとしましょう。
ただ、その後のトヨタの管理職の話は強烈でした。
"トヨタの上司は部下とのコミュニケーションを大事にします。職場で「最近、どうだ」と声をかけるし、部下の表情が曇っていないかも観察します。面談の時間もしっかりとります。さらには、部下、後輩の趣味を把握しようとします。バンドをやっているという部下がいたら、その音源を聴かせてもらうのです。そこまで努力して、若手社員のことを理解しようとしているのです。(引用:50代上等! p.149~p.150)"
流石は世界のトヨタ!ここまでやるとは大したものです。
ただ、管理職というのがここまでやらないとダメならば、
私の感想としては、管理職など1mmもやりたくないな~
といったところですかね?
ドライな関係の方が良くないか?
確かに、私の上司だった人の中には、
中年男性など夜は暇に違いないと決めつけて、
飲みに誘い、ツマラナイ話を一方的に喋るだけみたいな人もいて、
この上司に比べればトヨタ管理職のが遥かに良いとは思います。
ただ、趣味でやっているバンドの音源を聴かせてくれ!
なんて上司に言われるのは、部下の立場から嬉しいのですかね?
私だったらプライベートは会社と完全に分けたい!
と思いますので、ちょっと嫌だと思うような気がします。
まあ、プライベートでもお世話になりたいみたいな上司は、
私のサラリーマン人生で一人もいなかったのでそう思うのかもしれませんが、
ちょっとこの辺りはどうなんでしょう?と思うような内容でした。
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