2024年12月3日火曜日

”72歳・貯蓄5千万円・年金月20万円”では家は借りられない?

資産5千万円・年金月20万円でも家を借りられない?


大企業の本部長まで勤めて、資産5千万円で年金は月20万円、
だけど、72歳の年齢がネックで家を借りられない!
という記事がありました。

"高齢のおひとり様、しかも借家……そこには「なかなか家が借りられない」という問題がはらんでいます。前田浩之さん(仮名・72歳)も、そんな問題に直面したひとりです。――お金があれば、何とかなると思っていたのですが、そういうわけにはいきませんでした” (引用元)  金なら、いくらでもあるぞ!「年金月20万円」「貯蓄5,000万円」元エリートの72歳・おひとり様男性、不動産会社で金にものを言わせようとしたが撃沈した理由"
この問題は独身のFIRE達成者で定期的に話題になりますし、
「持家 VS 賃貸」で持家派が有利になる論拠にもなっています。

URで良くない?


ただ、この記事には肝心なことが書いていないのでは?と思います。

"不動産会社でことごとく「その条件だと(家を借りるのは)難しいですね」と断られ、退去期限が間近に迫ってきたというのです。"
「その条件」とは一体何でしょうかね?
勝手に推測すると、現役サラリーマンが喜んで入居したい好条件物件を希望で、
それだったら、孤独死や認知症のリスクがある高齢者に何を好き好んで貸すの?
といったようなものではないでしょうか?

逆に、「高齢者でも借りられる物件」という条件で探せば、
流石に1軒もないとかはないのでは?と思います。

そもそも、5千万円の貯蓄があればURなら問題ありません。
家賃の100倍の貯蓄残高があればOKですからね。

安い家を買うのもOK


まあ、年金が月20万円もあるのであれば、
貯金は5千万円も必要ないと思いますので、
安い家を買ってしまうのも手かもしれません。

いずれにしましても、この辺りの対策をしてこなかったのは、
ちょっとお粗末という印象は受けますね。

ちなみに私も独身・賃貸住宅住まいではありますが、
いざとなったら、割安なエリアで家を買っても良いとは思っています。

ただ当面はまだまだ、利便性の高いところに住みたいので、
今はその時期ではないとも思っています。

4 件のコメント:

  1. この記事では、このじいさんが首都圏で探しているのか地方で探しているのかが明示されていません。私が聞いているのは首都圏だと高齢者は賃貸できないが、地方都市ならあまり問題なく賃貸できるとのこと。地方都市は空き家増加が深刻で高齢者ダメなんて言っていられる状況じゃないとのことです。今後首都圏でも通勤便利圏以外は借りやすくなっていくだろうと思います。

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    1. 恐らく首都圏で今住んでいる住宅の近くとかいう条件なんでしょうね。私は地方都市に行くのも特別嫌でもないので、住む場所がなくなるということはあまり心配していない部分もあります。

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  2. おかしな煽り記事だと思います。JKKにしろURにしろ、高優賃はありますし、でなくともじゅーぶん対応できる住戸は提供されています。地方であれば確かに供給数や質の問題で、この72歳がお求めになるレベルの所が見つからない可能性もありましょうが、それこそエリートさんの技能でお助けマン就職をして、所属機関に手当してもらうこともできましょう。エリート設定の72歳さん、どうなの?でございます。ちなみに宅の73歳女性@URは、これから地方都市へ出るつもりなのですが、リニューアルURであてにしている所があります。

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    1. おっしゃる通りで、JKKやURで何が不満なのか?というのが第一印象ですね。人間関係が近所付き合いオンリーの場合、遠くに引越したくない、でも人気エリアで高齢単身者がかりにくいといったところではないでしょうかね?

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