不安が大きすぎてFIRE生活を楽しめない
昨日は、34歳女性で資産15百万円、月生活費5万円のFIRE女性を取り上げ、
私見として、FIRE開始は資産30百万円貯まるまで待った方が良いのでは?
ということを書きました。
この辺りの心境的なものを追加致しますと、
15百万円だと株価暴落や配当減、インフレなどの影響で、
FIRE生活が終了するリスクが高すぎると私は考えます。
この辺のリスクを考えてしまうと不安が大きすぎて、
私ならFIRE生活を純粋に楽しむことはできないと思います。
働く覚悟があるかないか?
ただこの方は、月に数日は単発バイトで2~3万円の稼ぎはあるとのことで、
こういったバイトをすることには抵抗がないのかもしれません。
仮に資産暴落局面があったとしても、
生活費が月に5万円なら、
いざとなったらもうちょっと余計に働けば良いと思っているのかもしれません。
ただ、そうだとすると、
この点においても私とは大きくスタンスを異にします。
退職後7年以上も雇われ仕事をしていない身からすると、
そもそも単発バイトもやりたくないのが本音です。
それが、月に半分くらいは働かないと生活できないとすると、
精神的・肉体的に相当しんどいことが予想されます。
また働かないと生活できない場合、
仕事の選り好みができない可能性が高いです。
特に高齢になった場合それが顕著に表れてきます。
その仕事が会社員時代のものより楽だという保証はありません。
じゃあどのくらい余裕があれば良いか?は難しい
この辺りを考慮して私がこの方の環境であれば、
それなりの給料を貰っていると推測して、
15百万円ではなく30百万円貯まるまで待つとしました。
ただ、年間60万円しかお金を使わないのなら、
30百万円の資産は多すぎるだろ!という意見もあろうかと思います。
この辺のバッファーがどのくらいあれば安心か?
ここは正直、万人にあてはまるルールはなく、
個人のリスク許容度とか様々な要因によるのだと思います。
この辺りをうまく数値化できるのであれば、
FIRE生活の安心感も随分と増すような気がしますが、
私自身も「なるほど!」とうなるような理屈は聞いたことがない気がします。
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