FIRE達成直後にあの世に行くリスク?
FIRE関連で定期的に話題になるトピックスとして、
苦労してFIRE達成までこぎつけたものの、
FIRE達成後に不幸にしてあの世へ行ったらどうするのだ⁉
というものがあります。
私は基本的には、大抵の人はなんやかんやでそれなりに長生きすると思っているので、
この問題については楽観的に考えている部分が大きいです。
ただ、この問題を真剣に考えすぎてしまうと、
本来FIREで幸福になれたはずなのに、
不幸への道を歩む確率が高くなるので注意が必要だとは思っています。
「今を楽しむ」という方向へ
例えば、45歳でのFIREを目指して、
倹約と投資に勤しんでいる30歳の方がいるとします。
45歳でのFIREの目途は立っているものの、
45歳で不健康になって、その後の人生を楽しめないリスクもある...
ということを過度に心配するとどうなるか?
最も考えられるパターンとしては、
「今を楽しもう!」
という方向に行くのではないでしょうか?
そして倹約も投資も辞めて、
外食やら旅行やら、趣味があればそこにもお金をつぎ込む、
逆にお金の為にサラリーマンは辞めずに働き続ける...
なんてことになるのではないか?
サラリーマンで楽しめるならOKだが...
私はこういった方向性を100%否定するつもりはありません。
サラリーマンをしながらでも定年まで生活を楽しめる可能性もあります。
ただ、そもそもFIREを目指したのは何故か?
サラリーマン生活に不満を通り越して絶望を感じたからではないのか?
サラリーマン生活を続けながら、
倹約を辞めてお金を好きなように使った程度で、
充実した生活を過ごすことができるのか?
この辺りは非常に疑問を感じる部分があります。
どうせサラリーマン生活はつまらないので...
この辺りを私なりにまとめますと、
・サラリーマン生活はお金を使おうが使わなかろうが楽しくない
・一方、FIREすれば楽しい生活が待っている
・だったら節約してFIREを目指した方が断然お得!
といった感じになります。
もちろん、サラリーマンを継続するというパターンで、
上司や職場が変わり仕事が面白くなってきたとか、
若い内しかできない趣味にハマるであるとか、
そういう要素が絡んでくることはありますが、
そうでなく、暗黒のサラリーマン生活が続くという見通しであれば、
FIREを目指すという方向性が一番幸福になる確率は高いのではないでしょうか?
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