2024年12月31日火曜日

そんなに健康じゃないけど健康のありがたさを実感した1年

2024年も今日で終わり


2024年も今日で終わりです。

今年もそれほどのビッグイベントはなかったですが、
17日間のタイ旅行(チェンライには37年ぶりに訪問)と
3泊4日の大阪・和歌山旅行(国内宿泊旅行は6年ぶり)が、
ちょっとだけ非日常的なイベントだったかな?と言ったところです。

旅行の印象は毎年同じかも?


近年の旅行の印象は毎年同じ事を感じている気がします。

セミリタイア生活は日々それなりに充実しているので、
あえて旅行に行く気にはなかなかならない...

でも、旅行に行ったら行ったで楽しいので、
やはり積極的に旅には出たいが、
いざ行こうとするとやはり面倒...

これの繰り返しになっているので、
マイレージやポイントの有効期限といったタイミングでしか
旅行に行っていないのが現状です。

来年からはマイレージやポイントも計画的に消費予定で、
さしあたって1月は九州へ行く予定です。

健康面での不安は残るが...


健康面では課題が残る1年でした。
腸炎で1週間程度寝込んだほか、
先月は原因不明の咳に悩まされました。
内科の慢性疾患での通院も変わらずです。

しかしながら、先日の同期との飲み会でも話がでましたが、
50代後半では全く通院していないのは少数派で、
皆、何らかの課題を身体に抱えているのが現状です。

とは言え、普通に仕事ができて(私はしてないけど)、
酒が飲めるというだけで、
これは健康だということで良いのでは??となり、
なるほどその通りと思いました。

まあ、健康面においてもあまり欲張らず、
現状維持程度を目標に頑張っていきたいところですね。

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2024年12月30日月曜日

非婚・金なし・中高年はやばい? ~ それでは非婚・小金あり・無職・中高年は? ~

成田悠輔氏の予言


成田悠輔氏がこれからの日本人を予言していて話題になっていました。

"成田氏は「これからの日本人は結婚せず子供も持たず、一人で金もなく中高年に突入する。そうすれば鬱になる。そこで現れるオアシスがX」とポスト。
 また「陰謀論を叫び、政治に吠え、炎上した人を叩いていいねというお薬をもらう。Xはもう心療内科」とつづっていた。” (引用元) 成田悠輔氏、これからの日本人は「結婚せず子供も持たず、金もなく中高年に突入する。そうすれば…」"

どうやら、成田悠輔氏の指摘に当てはまるような中高年は多いようです。
確かにXにはこういった人が多いように思えます。

FIREの要素を入れると変わるか?


周囲から見ると、私もこのカテゴリーに入っているように見られがちですが、
実態としてはかなり異なっていると思っています。

なぜなら、同じなのは「非婚・子供なし」という部分だけで、
「金なし」という部分は異なるからです。
もちろん、私が大富豪というわけではありませんが、
何とか人生逃げ切れるだけの資産はあると思っているので、
「金なし」ではないかな?

また、この中では触れられていませんが、
金のない中高年ということで、
多くは低賃金労働を強いられている、あるいは、
強いられていたという背景が想定されます。

すでにFIRE生活に入っている私は、
こういった過酷な労働条件とはすでに無縁であり、
この点においても異なります。

心の余裕度が大きく異なる


私個人としましても、また、同じようなFIRE生活を過ごしている人を見ても、
Xで吠えなければ精神の安定が保てない...ということはないですかね~。

FIRE生活者の多くは心の余裕度があるため、
政治腐敗などには怒りを覚えつつも、
自分の生活とは一線を引いてうまく感情を処理できているのでは?
と思うところはあります。

成田悠輔氏のポストを見て、
中高年独身男性全般を思い浮かべた人は多いでしょうが、
これに当てはまらない中高年独身男性も結構いるということは、
ここでは強調しておきたいと思います。

まあ、この手の中高年独身への批判は結構聞く話でありますが、
「非婚・小金あり・無職・中高年」に対しての批判は、
「働かないのがけしからん!」「暇を持てます!」
といった内容だけのように思えますので、
もっと精神的に深い部分について、
有識者のご意見を聞いてみたい気もしますね。

2024年12月29日日曜日

【セミリタイア想定外出費】電動自転車の修理費が2.3万円!

電動自転車が壊れる


電動自転車を購入してから活動範囲が広くなり、
生活が変わった!という話を以前書きましたが、
その電動自転車が故障してしまいました。

ちょっと前からミシミシと異音がしたのですが、
突然ベルトがはずれたような感覚になってギアが入らなくなりました。

無料点検の範囲内でなんとかならないか?と思いましたが、
どうやら駆動体と呼ばれる部分が完全に破損しており、
部品を全部取り換える必要があって、
その部品の取り寄せに10日間かかり、
さらに費用が2万3千円程度もかかるとのことでした。

安い自転車なら買えるな...とは思いましたが、
修理しないわけにもいかないのでお願いしました。

電動自転車は定価で15万円程度、
それをセールで11万円程度で買いましたが、
部品は当然ディスカウントなし(修理費は500円引きでしたが...)、
思わぬ想定外の出費となりました。

10日間自転車なしはきつい


そんなわけで10日間は自転車なしで過ごしたのですが、
結構きつかったですね。

毎日の日課のスポーツジム通いですが、
ジムは自宅から1Km程度離れているので、
徒歩で通うのはなかなかしんどかったです。

また、飲料水用に愛用しているスーパーの無料水ですが、
これも1Km程度離れている上に、
4Kgもの水を自転車なしで運ぶのも結構面倒でした。

まあ、自動車がないと生活できないエリアで自動車が故障したことに比べれば、
インパクトは金額的なものも含めて全然大したことはないでしょうが、
自転車にも代車があれば...とは思いましたね。

修理に10日間も待てない人も...


と言うのも、私はセミリタイア中で特別な用事はないから良いのですが、
同じタイミングで修理に来ていた女性の方はかなり困っていました。

毎日の子供の送り迎えがあるので、
10日間も自転車が使えないのは困る!
何とかならないか?ということで揉めていました。

最終的にどういう決着になったのかは知りませんが、
自転車屋さんとしてもいかんともしがたいところでしょう...

私も修理に10日間もかかるなんて想定はしていませんでしたが、
そういった事態も一応は考慮しておく必要はあるのでしょうね。

2024年12月28日土曜日

今年最初で最後の飲み会に参加した

忘年会に参加


学生時代からの友人達との忘年会に参加して参りました。
忘年会自体は非常に楽しかったのですが、
帰りの電車でふと気が付いたことは、
ああ、これって今年最初で最後の飲み会だったな~ということです。

友人・知人と2人でのランチ・飲み会は何度かありましたが、
複数人での飲み会は、今年はこれだけだったと思います。

想定外と言えば想定外


セミリタイア生活に入る前は、
なんやかんやで、定期的に飲みに行く機会くらいあると思いましたが、
年々その機会は減少を辿っているという感じですね。

この辺は想定外と言えば想定外の事態ではありますが、
だから積極的に色々な会合に顔を出そう!とか、
新しい交友関係を築こう!
みたいな心境にはなっていないかな?
という感じです。

そもそも飲み会自体が減っている?


忘年会参加者は私以外は皆働いていますが、
話を聞くと、そもそも飲み会自体が激減しているようですね。

部下を飲み会に誘うだけでパワハラになるかもなので、
飲みに行くとしても昔の同僚とかになるという人もいました。

この辺りは良い傾向ではないかと思いました。

まあ、皆さん、65歳くらいでは流石に仕事を辞めると言ってましたので、
その頃になると飲み会も増えるかもね?
なんて話もでましたが、どうなりますかね~

2024年12月27日金曜日

セミリタイア生活 × やりたいことリスト ④ 会社員時代の「やりたいこと」でボツにしたもの

昔やりたかったが今では全然やりたくない


ここまでは「やりたいこと」について触れてきて、
その多くは、セミリタイア後にやりたくなったものだ!
という内容を述べてきました。

このことは裏を返せば、
会社員時代にセミリタイア後にやろうと思っていたことが、
今は全然やりたくないというものが結構あるということでもあります。

その点について述べてみたいと思います。

ボツになった「やりたいこと」


私が会社員時代にやりたかったことで、
ボツにしたものは以下のようなものがあります。

① 英語以外の言語(イタリア語 or タイ語)で通訳案内士資格を取得する
② 大学院に通う
③ 資格取得
④ 哲学を体系的に学ぶ

①について言えば、セミリタイア後に独学で学んだ時期もありますが、
時間がかかるわりに成果が少ないのでやめました。

やはり、語学の勉強をしているよりも、
推理小説とか読んでいた方が楽しいということ、
長期間の海外旅行への興味が減少したこと等が理由です。

②は④とも関連してきます。
会社員時代は、大学時代に本当は勉強したかったこと、
こういったものを学び直す、または、新たに学ぶ、
こういった願望はそれなりに持っていました。

しかしながら、セミリタイア生活を経験した今となっては、
本格的に体系だって勉強する気力は完全になくなりましたね~。

③は暇つぶし的に簡単な資格の勉強をしようということです。
例えば、私は危険物取扱者乙種第4類の資格を持っていますが、
乙種試験は第6類まであるので、completeしよう!みたいなことです。

これは今でもちょっとだけやりたい気持ちはありますが、
実際には何もしていません。

形に残したい!は悪い癖かも?


上記の①~③に共通することと言えば、何らかの形が残るということです。
資格試験ならば資格が手に入りますし、
大学院に行けば学位を取得することができます。

「セミリタイア後に時間がでたので勉強して、
 〇〇という資格を取得しました!」

なんてことを言うと、ちょっと充実した生活を過ごしている感じがする...
ということを、私は考えていた節があるのかな?
と今振り返れば思います。

今では、こういったある種の形を残そうというのは、
悪い癖のように私は思います。

まあ、この辺は気が変わって勉強したくなる可能性もありますが、
今のところは、日々それなりに過ごせれば満足という感じになっていますね。

2024年12月26日木曜日

セミリタイア生活 × やりたいことリスト ③ 「やりたいこと」はリタイア前計画とは随分変わっている?

「やりたいこと」は変わっていく


ここまで、セミリタイア生活8年目の私が、
今現在のやりたいことについて述べてみました。

それでは、この「やりたいこと」というものが、
セミリタイア前からずっとやりたいことだったのか?

この辺は結構変わっている部分が多いので、
本日は「やりたいこと」はいつからやりたいことなのか?
「やりたいこと」の中身はどのように変化したのか?
この辺りについて述べてみたいと思います。

昔からやりたいことばかりではない


それでは、前々項でピックアップしたやりたいことについて、
いつ頃からやりたいと思ったのか?
また、どういう変化を遂げてきたのかについて、
赤字で記載したいと思います。

【日常生活】

① 朝晩、大浴場&サウナでリフレッシュする
② 好きな時間に起きて好きなものを食べて、
 好きな事(読書・動画鑑賞等々)をする

→ ここは基本的なラインは変化せずです。
 ただ、大浴場・サウナ付きのリゾートマンションみたいなところに
 住みたいと漠然と思っていたことはありますが断念しました。

【海外旅行】

③ 65歳まで毎年、欧州旅行に行く
④ 65歳までに、1~3か月程度、欧州でのロングステイを実現
⑤ アジア(タイ・台湾中心)旅行に毎年行く(身体が動かなくなるまで)

→ 元々の願望はとりあえず1年くらいの放浪旅。
 欧州旅行も1~3か月程度をできるだけ数多くと考えていましたが、
 セミリタイア日常生活が快適な為か、旅行願望は後退。
 ただし、2~3週間程度なら欧州旅行に積極的に行きたい。

 また、元々、3か月~1年程度の語学留学を希望していたが、
 語学学習意欲は大幅に低下、
 ただ、欧州の田舎町で1~3か月程度のんびり暮らしたい願望は残るという感じ。

 アジア旅行は元からの希望通りではあるが、
 田舎町散策からリゾート・グルメへ軸足が移りつつある。

【国内旅行】

⑥ 全国の神社に行ける限り参拝する
 (一応の目標として全国一宮を制覇)
⑦ 全国の温泉に行ける限り行く

→ 温泉旅行は昔からの趣味で変わらずだが、
 神社巡りはセミリタイア後に本格的スタート。

【読書】

⑧ 推理小説の古典を出来る限り読破する
 (テーマは変わっていく可能性大)

→ 日常生活の軸足が読書にあるが、
 興味の中心が、日本の最近の推理小説から、
 海外翻訳物の古典推理小説に移ってきており、
 この辺りの変化はリタイア前は想定外。

基本線は変わってないとも言えるが...


私の場合、「旅行と読書」という軸はブレていないと言えばブレていません。
ただ、その中身は随分と変わってきたという印象です。

まあ、セミリタイア後に突然ゴルフをやり始めたとか、
将棋に目覚めたみたいな事はないので、
計画通りと言ってもよい部分もありますが、
個人的には想定していたセミリタイア生活とはかなりの変化だとは思っています。

この辺りの印象をまとめてみますと、
セミリタイア生活は実際初めて見ると、
想像とは随分と違う部分も多いので、
ガチガチに計画を立てなくてもよいのではないか?
というのが個人的な感想ですね。

2024年12月25日水曜日

セミリタイア生活 × やりたいことリスト ② 遠距離海外旅行に行けるのはあと8回?

欧州旅行に行けるのもあと8回だけ?


私のメインの趣味とも言える海外旅行で、
今後やりたいことを再掲致しますと下記の通りです。

③ 65歳まで毎年、欧州旅行に行く
④ 65歳までに、1~3か月程度、欧州でのロングステイを実現
⑤ アジア(タイ・台湾中心)旅行に毎年行く(身体が動かなくなるまで)

この3つの中でもメイン格となるのが③です。

私は50代後半にして体力の低下を常日頃実感はしていますが、
65歳くらいまでは、何とか普通に旅行ができる状態をキープできると思っています。

これを前提に欧州旅行の今後を考えてみると、
毎年1回欧州旅行に行くとしても残りはたったの8回程度...
こう考えるとちょっとあせりのようなものが出てきますね。

若くしてのセミリタイアならば...


自分が30代前半くらいまでにセミリタイアしているのであれば、
後先をあまり考えずに1年くらい世界一周旅行に行くとかできたと思います。

ただ、今の私は気力・体力的に無理だし、
病院へも2ヶ月に1度程度は行く必要があります。

また、私は1か月程度のマルタ・イタリア旅行にセミリタイア後に行きまして、
これは、セミリタイア後の最大のイベントでとても充実はしていましたが、
体力的に1か月はきつかったので、今後の旅行は2~3週間程度を考えています。

となると、行先とかも十分吟味していく必要があり、
この辺りの選定も今後の課題となるかと思います。

体力の維持・向上は今後も狙うが...


私はとりあえず65歳までは自由に動けると仮定していますが、
体力維持・向上によって、70歳とか75歳まででも、
元気にどこにでも行けるようになれれば良いと思い努力はしています。

ただこればかりは、実際にどうなるかわからないので、
計画では「65歳」と保守的に考えております。

また、私の体調はサラリーマン時代より遥かに良くなっていますので、
あのままサラリーマンを続けていたら、
60歳くらいで何もする気が起きなかったかもしれなく、
考えるとゾッとする話ですね。

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2024年12月24日火曜日

セミリタイア生活 × やりたいことリスト ① ”日常生活の充実” +αが課題

やりたいことリストについて


「やりたいことリスト」作成のリクエストを頂きましたので、
今現在の自分のやりたい事をまとめてみたいと思います。

私はやりたいことに関しては、
漠然と頭の中で思っているだけでしたが、
「老後」の足跡が着実に聞こえている中、
将来的にやり残したことを後悔するリスクを避ける意味でも、
ここらあたりでやりたいことをまとめてみるのも丁度良い機会かと感じました。

4つのジャンルに分けて整理


やりたいことのリスト化に関しましては、
4つのジャンルに分けて整理したいと思います。
それが下記になります。

【日常生活】

① 朝晩、大浴場&サウナでリフレッシュする
② 好きな時間に起きて好きなものを食べて、
 好きな事(読書・動画鑑賞等々)をする

【海外旅行】

③ 65歳まで毎年、欧州旅行に行く
④ 65歳までに、1~3か月程度、欧州でのロングステイを実現
⑤ アジア(タイ・台湾中心)旅行に毎年行く(身体が動かなくなるまで)

【国内旅行】

⑥ 全国の神社に行ける限り参拝する
 (一応の目標として全国一宮を制覇)
⑦ 全国の温泉に行ける限り行く

【読書】

⑧ 推理小説の古典を出来る限り読破する
 (テーマは変わっていく可能性大)

日常生活の充実だけで十分だが...


やりたいことのリスト化で改めて気付いたことですが、
上記①と②はほぼ達成できているので、
それだけでセミリタイア生活は70%程度は満足といったところです。

しかしながら、重厚感のある思い出というのは、
私の場合は、ある程度本格的な旅行にでも行かないと得られないかな?
と再実感する部分もあります。

少なくとも、身体がある程度動けるであろう65歳くらいくらいまで、
いかにこの辺りを充実させるのが今後の課題かと思います。

その辺りは別項でもう少し掘り下げたいと思います。

2024年12月23日月曜日

”早期退職後に一度も働きたいと思った事はない”を強調する理由

早期退職後に一度も働きたいと思った事はない


当ブログでは何度か述べていることですが、
私は早期退職後に働きたいと思った事は一度はありません。

と言っても、早期退職後にサラリーマンに復帰したり、
フルタイムに近い形でアルバイトをしている人を否定するつもりはありません。

しかしながら、ともすると、
早期退職後に働きたいと思ったことがない人の方が、
早期退職後に労働に復帰する人より偉い!
みたいなことを私が主張していると誤解を受ける可能性もあるのかな?
と思ったので、この辺りを強調する個人的な理由を述べてみたいと思います。

早期退職したら絶対にまた働きたくなる!という主張


第一に、早期退職してFIRE生活に入ると、
暇を持て余して、また働きたくなる!などと主張する、
会社経営者、フリーランスでの成功者などが多数いるからです。

これは、その人はそうかもしれませんが、
そうでない人も実際に多数いるんだぜ!
というのに反証したいという気持ちがあります。

本気でFIREしたい人、FIREすれば生活が好転する人が、
FIREと対極にあるような著名人の意見に流されて、
FIREするのをやめるとなると、
ちょっと気の毒なことになるな...
と思うところがあるからです。

やりたかった仕事でももう嫌!に変わった


第二として、やりたかった仕事でももう嫌!
という形で心境が変化したことが挙げられます。

これも以前から述べていることですが、
やりたい仕事に就けなかったから早期退職を目指したわけで、
それで会社を辞めた私のような人間に対して、
やりたいような仕事のオファーが舞い込む可能性はないと思います。

そして、FIRE生活も7年も経過すると、
やりたい仕事が仮に舞い込んだとしても、
もう働こうという気は全くないという感じになっています。

仕事云々というより、集団で何かをするというのが、
考えただけで苦痛になってきたのが大きいかな?と思います。

これが、早期退職直後とかにやりたい仕事のオファーが来れば、
ちょっとは考えたかもしれないが...と言ったところです。

早期退職後の心境の変化も記録していきたい


おそらくないとは思いますが、
仮に私が働きたくなったり、
正社員に復帰するようなことがあれば、
素直に心境の変化等々について述べてみたいと思います。

ただ、労働忌避度は年々強くなってますからね...
どういう心境の変化があると働きたくなるのか?
ちょっと現状では思いつかないという感じではあります。

2024年12月22日日曜日

FIREを勧めるのは無責任? ~ 勧めるというよりは問題提起だが... ~

シニア海外移住を勧めるのは無責任?


ネットニュースで定期的に見るのが、
シニア海外移住で成功した方々に関する記事です。


上記の記事では、年金でタワマンに暮らす人や、
飲食店経営者、日本語教師で活躍する人が取り上げられています。

これに対して、ヤフコメには批判が結構多いですね。
というのも、タイ移住で失敗している人も多く、
特に昨今の物価高もあって帰国者も相次いでいる、
この辺も報道しないとダメではないか?というものです。

確かに、報道という観点で見ると、
移住失敗者も取り上げた方が良いのでは?
と私なんかも思います。

ブログでFIREを勧めているのか?


こういった批判を読んでいたら、
私がFIRE生活を礼賛しているのも、
FIRE卒業とか失敗が増えている中、
無責任ではないか?という意見を持っている人もいるかもしれない...
ということをふと思いました。

しかしながら、当ブログは個人の経験・意見を述べているだけであり、
報道などとは性格が全く異なるものかと思います。

また、私個人としては、特別にFIREを勧めているという自覚はないですかね?

私は65歳とか70歳まで好きでもない仕事で働くのはいかがなものか?
と言った主張はしていますが、
これについて、私がFIREを勧めているというよりは、
これで人生、本当に良いのか?と問題提起をしているという認識です。

よくよく考えた結果として働くという決断をした人に対して、
特に批判をするつもりは全くありません。

ただ、漫然と働けるまで働くというのは、
将来的に後悔する可能性は結構あるのでは?
みたいな話をしているわけです。

生涯現役礼賛のが気になった...


最初のタイ移住の記事の話に戻りますと、
シニアの老後でのタイ暮らしが快適というより、
シニアでも海外でバリバリ働いているのを礼賛しているのが気になりました。

最初に紹介されている人は20万円の年金でタワマン暮らしの人ですが、
72歳の飲食店オーナー、同じく72歳の日本語教師などは、
バリバリ働いているとして紹介されています。

こういった方はかなり特殊かと思いますが、
シニアも働けとか、海外で活躍の場もあるよ!
というメッセージが記事にこめられているとすると、
むしろそっちの方がいかがなものかな?と個人的には思いました。

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2024年12月21日土曜日

70歳まで働くのが当たり前だと健康な老後は2.7年?これで良いのでしょうか??

70歳まで働ける企業が3割超!


改めて見るとすごい数字だな~と思ってみていたのが、
下記の”70歳まで働ける”会社の割合です。

"厚生労働省が20日発表した2024年の高齢者雇用状況調査によると、70歳まで働ける企業の割合は前年比2.2ポイント増の31.9%となった。(中略)調査で最も多かったのは、継続雇用の導入で前年比2.1ポイント増の25.6%。定年制の廃止が3.9%、定年の引き上げが2.4%と続いた。” (引用元) 70歳働ける企業、31.9% 定年延長や継続雇用"
65歳まで働くのが当たり前という雰囲気に既になっていますが、
これからは70歳まで働くのが当たり前という流れになっていきそうです。

待遇面はどうなっているのか?


しかしながら、70歳まで働ける環境を作ったところで、
実際に何パーセントの人が実際に働くのか?

また、給料や労働時間などの待遇面はどうなっているのか?

この辺りのデータがないと、
高齢者勤務の実態の判定はできないのかと思います。

ただ、「継続雇用の導入」というのは再雇用のことでしょうから、
給料はドカンと下げられる可能性は高そうですね。

健康寿命との関係で見ると...


一方、男性の健康寿命は令和元年で72.7歳とのことです。
70歳まで働いたら、老後で健康なのは2.7年だけというのは、
人生トータルで考えた場合、望ましいものとは言えないかと思います。

私は50歳での早期退職で既に7年以上が経過しておりますが、
まだまだやり残したことが多数ありますので、
老後の2.7年で一体何をやれば良いのか?
という感じがしてしまいます。

まあ、この辺の老後の充実を重視するのであれば、
60歳で仕事を辞めて残りが12.7年、
このラインがギリギリかな?という印象です。

仕事が生き甲斐と言う人以外は、
この辺のインパクトを改めてじっくりと考えた方が良いのでは?
と思ってしまいました。

2024年12月20日金曜日

FIRE資産はどのくらい余裕があれば良いか?は難しい話

不安が大きすぎてFIRE生活を楽しめない


昨日は、34歳女性で資産15百万円、月生活費5万円のFIRE女性を取り上げ、
私見として、FIRE開始は資産30百万円貯まるまで待った方が良いのでは?
ということを書きました。

この辺りの心境的なものを追加致しますと、
15百万円だと株価暴落や配当減、インフレなどの影響で、
FIRE生活が終了するリスクが高すぎると私は考えます。

この辺のリスクを考えてしまうと不安が大きすぎて、
私ならFIRE生活を純粋に楽しむことはできないと思います。

働く覚悟があるかないか?


ただこの方は、月に数日は単発バイトで2~3万円の稼ぎはあるとのことで、
こういったバイトをすることには抵抗がないのかもしれません。

仮に資産暴落局面があったとしても、
生活費が月に5万円なら、
いざとなったらもうちょっと余計に働けば良いと思っているのかもしれません。

ただ、そうだとすると、
この点においても私とは大きくスタンスを異にします。

退職後7年以上も雇われ仕事をしていない身からすると、
そもそも単発バイトもやりたくないのが本音です。

それが、月に半分くらいは働かないと生活できないとすると、
精神的・肉体的に相当しんどいことが予想されます。

また働かないと生活できない場合、
仕事の選り好みができない可能性が高いです。
特に高齢になった場合それが顕著に表れてきます。

その仕事が会社員時代のものより楽だという保証はありません。

じゃあどのくらい余裕があれば良いか?は難しい


この辺りを考慮して私がこの方の環境であれば、
それなりの給料を貰っていると推測して、
15百万円ではなく30百万円貯まるまで待つとしました。

ただ、年間60万円しかお金を使わないのなら、
30百万円の資産は多すぎるだろ!という意見もあろうかと思います。

この辺のバッファーがどのくらいあれば安心か?
ここは正直、万人にあてはまるルールはなく、
個人のリスク許容度とか様々な要因によるのだと思います。

この辺りをうまく数値化できるのであれば、
FIRE生活の安心感も随分と増すような気がしますが、
私自身も「なるほど!」とうなるような理屈は聞いたことがない気がします。

2024年12月19日木曜日

34歳・資産15百万円・月生活費5万円のFIRE女性 ~ 資産30百万円まで待てなかったのか?という個人的感想 ~

34歳・超節約系FIRE女子


なかなか面白いラインを攻めてきたな!というFIREの例があり、
興味深く記事を読ませて頂きました。

"「彼女は、とにかくお金を使いません。月の生活費は5万円です」
「5万円!?」「資産は1,500万円で、年間60万円の配当収入があります。たまに単発でアルバイトをしたりもして月に2、3万円の稼ぎはありますが、それでも月に数日ですね」経済的自立の定義を「資産所得>生活費」と考えるのであれば、彼女は確かにそれをクリアしていた。数日の労働をしているということで、厳密にはFIREと言えないのかもしれないが、そんな自由度の高い暮らしは僕にとって非常に魅力的だった。とはいえさすがに……。” (引用元) すごく幸せです…。家賃2万円のボロアパートで暮らす34歳女性の“ただならぬ生活”から見えてくる「頑張らずに早期退職・FIRE」を実現する方法"
資産5百万円でFIREだと労働は必須、
月10万円程度の生活費だと資産3千万円程度は必要、
この辺りを考えますと、資産15百万円で月5万円の生活費というのは、
ちょっと興味深いアイデアだと思いました。

月5万円の生活が未来永劫続けられるのか?


この方のFIRE生活の要点をまとめると以下の通りです。

・34歳の女性
・資産1,500万円を高配当株で運用、年間60万円の配当収入
・月の生活費は5万円(内、家賃2万円、食費1万円以下)
・地方都市で駅から20分以上離れたボロアパートでエアコンなし
・単発バイトで月2~3万円は稼ぐ

会社員時代のハードワークに比べて、
この極端な生活の方が心地よいというのは、
共感できる要素もあります。

ただし、エアコンもないボロアパートとかですと、
騒音をはじめとする近隣トラブルも懸念されますし、
エアコンもない状態だと夏は窓を閉め切るわけにもいかず、
女性の一人暮らしだと防犯上の問題もあるかと思います。

そして昨今の食料品高騰の状況でも食費1万円以下をキープできるのか?
高配当株に集中投資というのはリスクが高くないか?
等々、結構懸念材料は多いかと思います。

また、この年齢で退職ということで、
将来的な年金受給にも懸念があって、
30~40代は良いけれども、
老後は安泰とも言えないのが気になるところです。

資産3千万円まで待てなかったのか?


この方の生活について個人的な感想を述べさせて頂ければ、
資産が3千万円レベルまではとりあえず働いた方が良かったのでは?
というところですね。

家賃は5万円レベルのところに住んで、
クーラー・冷蔵庫などの生活必需家電を充実させるだけで、
生活の質は大幅にアップできます。

そうしたところで、この方のライフスタイル的には、
月10万円もあれば余裕なので、
資産3千万円で十分なのでは?

この方の現役時代の給料は不明ですが、
”周りが立派と言う会社に就職”して”能力が高い方だった”そうなので、
うまくいけば、あと15百万円は5年程度で貯められたのでは?

また、〝わたし、なんのために生きてるんだろう?〟という疑問に対しては、
とりあえず「FIREする為」と割り切って、
あとでじっくりと考えれば良いんじゃないか?
ということを思いました。

まあ、いままさに辞めないと精神的に崩壊の危機が!
という状況でお辞めになられたのかもしれないので、
あまり勝手なことは言えないとは思いますが...

2024年12月18日水曜日

【退職前倒し?】早期退職前に長期プロジェクトの担当になったら?

退職前に新しい仕事を押し付けられる悪夢を見た


サラリーマン時代の悪夢は今でも定期的に見ますが、
現実世界でも考慮しておくべきだった内容だったかな?
というタイプの悪夢だったのでここで取り上げたいと思います。

夢の中の私はもう既に退職を決意して後は上司に意思を伝えるだけ!という状態で、
新規プロジェクトのような仕事を次々押し付けられます。

最初は「いや~すぐに会社辞めるんだけど...」と余裕をかましていましたが、
次々と色々な仕事を押し付けられるので、
これ以上仕事を抱えると辞めにくくなる...
と悶々とした気持ちになったところで目が覚めました。

計画通りに辞められるか?


私の早期退職スケジュールは基本的には下記の通りでした。

3月末:人事面接時に退職の意志を伝える
4月中:1か月間の引継ぎ期間
5月~6月:有給消化
6月末:退職

これだと、4月に新規有給休暇が付与され、
6月に在籍しているので夏季賞与も貰えます。
(私の会社は賞与を月割りで賞与を支給する規定がなかった...)

結果的には引継ぎ期間を1か月延長するだけで済んだので、
ほぼ自分のシナリオ通りに会社を辞めることができました。

しかしながら、例えば12月くらいに、
比較的長い期間を要する計画の担当者になるなどしていたら、
計画の佳境段階で突然辞めるとは言いにくかったとは思います。

早期退職しない選択肢はないが...


悪夢の中での私は脂汗を流して苦しんでいましたが、
冷静に考えると選択肢は基本的に2つしかないかと思います。

① 新規計画の担当になった時点で、
 6月末での退職を計画しているので、
 その計画を最後まで担当できない旨を伝える

② 会社の新規計画など知った事ではないので、
 新規計画の進捗がどうであろうが予定通り退職する

円満退社に拘るのであれば ① という選択肢になりますが、
半年間も退職する予定がOPENの状態で働くのは私はちょっと嫌です。

なので私的には②を基本線にしたいところですが、
まあ、会社の計画の内容次第です。
1~2ヶ月だけ長く働くだけとか、
代わりの担当がすぐ見つかるなら良いですが、
1年余計に働くなどは絶対避けたいところです。

ただ、ここでネックになるのが退職理由です。

転職でなくセミリタイアというのがキー


退職する理由が転職で、どうしても7月から働く必要があるとかであれば、
そちらを優先するのはやむを得ないと会社も納得するでしょう。

私の場合、昇進・昇給もずっとストップだったので、
条件が良い会社への転職ならいくらでも会社に文句は言えます。

ただ、次の予定が白紙状態であるセミリタイアでの退職の場合、
このタイミングでどうしても辞めたい!
という理由に説得力を持たせるのは難しいので、
この辺の言い訳をもう少し考えておいても良かったかと思います。

ちなみに私の退職理由はもちろんセミリタイアではなく、
この会社にいても自分の将来はないから辞めるという抽象的なものだったので、
会社側が本気で私の退職を引き留めたいなら、
説得力はあまりなかったですからね...

2024年12月17日火曜日

【住居に関する老後破綻リスク】家賃負担 VS リフォーム費用という図式もあるのでは?

高額なリフォーム費用で老後破綻?


THE GOLD ONLINEではお馴染みと言える、
老後破綻関連の記事で面白いものがありました。


遅くに生まれた次女の大学院進学費用とリフォーム費用で、
退職金2,000万円が5年で300万円まで減少したという内容です。

コメントでは、娘の大学院進学費用を負担することへの批判が多いですが、
私が驚いたのはリフォーム費用が1,000万円かかったと言う事。

まあ一部コメントにありますように、
銀行出身者でお金のプロであるはずの人が、
娘にお金が掛かるのをわかっていて、
1,000万円もの費用を掛けてリフォームなんかするのか?

確かに、色々と疑問が残る内容の記事ではあります。

老後の大規模修繕を考慮している人は少ない?


ただ、私も知人と老後の住まいについて話す場合、
リフォーム費用について考えていない人が結構多い印象はあります。

30~40歳くらいで家を買った場合、
今の新定年とも言える65歳くらいになると、
かなり大規模な修繕が必要となる可能性が高いと思うのですが、
家は買ったので、住むところがあるのでとりあえず老後は安泰!
みたいな考えは結果的にどうなるのか不安は残ります。

それだったら、老後も賃貸で年金の範囲内で借りれる家に住む!
と最初から決めている私なんかほうが、
予期せぬ出費での老後破綻リスクは少ないのではないか?
と思っています。

老後の家賃負担 VS リフォーム費用


持家派のセミリタイア生活者の方の多くは、
修繕費などもきっちり考慮した上で、
賃貸よりも経済的メリットがあると計算されている印象があります。

ただ、子育て期間中に理想的な家に住むことに重きを置いている方は、
そこまで考えていない人が大部分という感じは致します。

老後もずっと今の家に住むの?みたいな質問したら、
「そんな先の事なんて考えてない!」
とキレられたこともありますからね。

この辺りを総合的に改めて考えてみますと、
老後の住居に関わる破綻リスクを考える上では、

老後の家賃負担 VS リフォーム費用

と言う図式もあるんじゃないでしょうかね?

前述の方の1,000万円リフォームについては、
全面リフォームしないと家に住めないというケースだったとしたらどうなんでしょう。

老後破綻リスクがあるなら、
今の家を手放して賃貸に移るという選択肢もあるのでは?

ただ、今の家に住むことに固執して、
賃貸に引越すとかできないタイプの人は、
持家派の方が老後破綻リスクはむしろ高くなるかも?
なんて思ってしまいましたね。


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2024年12月16日月曜日

優木まおみさんの”激務の自称FIRE達成者”へのコメントについて

自称FIRE達成者へのポストが話題


優木まおみさんの”自称FIRE達成者”へのコメントが東スポにとりあげられるなど、
一部で話題になっています。


セミリタイアやFIREの界隈では話題にのぼることが多いトピックスですが、
著名人がこのようなポストをするのは違ったインパクトがありそうです。

激務の”自称FIRE達成者”


十二分にFIREできる資産を築いた後でも、
更なる資産を目指して、または、純粋に仕事・運用が好きで、
働き続けること自体は何ら問題はありません。

しかしながら、資産を増やす為の経済活動を継続しつつ、
その活動が普通のサラリーマンが真青になるくらいの激務であれば、
そのライフスタイルを”FIRE”と呼ぶのはいかがなものかと思います。

また、

「私は20代でとっくにFIREしていますが、
 仕事が好きで会社を辞めようと思ったことがありません!」

と言った、矛盾したことを平気で言っている人も未だに多いです。

恐らく、こういった発信は今後も継続的に目にすることになるでしょうから、
本当にFIREしてのんびりして暮らしたい人でFIRE関連の情報が欲しい人は、
この辺りを注意深く取捨選択することが大事かと思います。

資産を増やす方法を誰に聞くか?


そもそも、優木まおみさんが触れられている方々というのは、
要するにどうすれば資産を増やせるか?
ということを語っている方々かと思われます。

となれば、実際に彼らの競合相手というのは、
経済アナリストだったり、専業トレーダーだったりで、
YouTube等々で情報発信している人々だったりするわけです。

お金を増やす方法を誰に聞くのか?
FIRE達成者なのか経済アナリストなのか?
はたまたカリスマ個人投資家なのか?

FIRE希望者が「FIRE」という言葉があるだけで、
「FIRE達成者」に飛びつくのがベストな方法なのかは、
今一度考えてみる必要はあるのかもしれませんね。