2024年7月3日水曜日

「早期退職」の意味 ~ FIRE希望者と一般リーマンでは意味が異なる ~

何気なく使う言葉「早期退職」だが...


当ブログでは「早期退職」という言葉を頻繁に使っていますが、
その言葉の意味は正確に伝わっているのか?

現役サラリーマンでFIREとかセミリタイアを全く考えたことない人、
これらの人と話す場合、早期退職の言葉の意味とか、
言葉の持つイメージが大きくことなるよな~
と思ったので、この件について触れてみたいと思います。

自発的な早期退職なのか?


早期退職が本来意味するところというのは、
「定年前に会社を辞める」だけかと思います。

ただ、定年前に会社を辞めるというのが、
自発的に勝手に辞めるのか?
早期退職者募集などのリストラ策で、
本当は会社を辞めたくないのに辞めるのか?
この辺で大きく意味合いが異なります。

私なんかは特別にリストラをしていた会社にいたわけではないので、
お前のは早期退職でなくて、単なるドロップアウト!
みたいな印象を持つ人もいるようです。

早期退職後の生き方


私のようなFIRE志向の人間にとっては、
早期退職後に働くつもりは全くありません。

従って、早期退職の道筋というのは、

早期退職 ⇒ FIRE or セミリタイア or アーリーリタイア

という感覚になります。

実際問題として、FIRE系のブログでは、
早期退職がFIREと同義語で使われているケースもあるように思えます。

ただ一般的な早期退職というのは、
ある意味予期せぬ退職であるため、
早期退職後も当然働くことになります。

なので、この場合の道筋というのは、

早期退職 ⇒ 再就職 or パート or アルバイト

ということになるかと思います。

ここでは、早期退職とFIREとでは、
まるで意味合いが異なることになるかと思います。

リアルの会話では気をつけたい


FIRE系のブログなどを読んでいる場合、
早期退職の意味合いを誤解することはないと思うのですが、
現役サラリーマンと会話する時は、
少々気を付けた方がよいかもしれませんね。

まあ、FIREとか早期退職の話を現役サラリーマンとすることは少ないですが、
働いていないことに悪感情を持つ人もたまにいますので、
言葉選びは慎重にしたいところです。

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2024年7月2日火曜日

70歳定年時代が本格的に来るのか? ~ 明治安田生命の定年が70歳に! ~

明治安田生命、定年70歳に


「70歳定年時代」という、FIRE志望者にとっては考えたくもない世界が、
どうやらすぐそこまで来ているようです。

"明治安田生命保険が現在65歳としている定年を、2027年度から70歳に延長する方針であることが1日、分かった。70歳定年制度を導入すれば、大手金融機関では初という。対象は保険を販売する営業職員以外の社員約1万人で、労働組合側と協議を進めている。
”  (引用元) "明治安田生命、定年70歳に 27年度から、金融大手で初"
大手金融機関では初めての試みだそうで、
これがどこまで波及するのかが気になるところです。

60歳でも早期退職の時代


この手のニュースを聞いていつも思う事ですが、
70歳定年なら60歳で辞めても「早期退職」だということですね。

私は50歳でセミリタイア生活に入ったので、
一部の人から見たらFIREでも早期退職でもないように見えるかもしれませんが、
70歳定年が一般的なら50歳は流石に早期退職でしょう。

普通の人より20年も早く仕事を辞めるわけですからね...

そんな都合の良い話があるのか?


また記事では、

"65歳以上でそれまでと同等の職務を担う場合は給与水準を維持する"
"週3日勤務や時短勤務といった働き方も選択可能にする"

とありますので、労働者にとっては都合の良い制度に思えます。

私は明治安田生命の人事制度については全く知りませんので、
的外れな批判になってしまうかもしれませんが、
「65歳以上で給与水準維持」と言っても、
既に給与水準は50代後半とか60歳になった時点で、
十分下がっているのでは?と疑ってしまいます。

勤務時間なんかについても、週3とか時短とかの、
自分の希望がすんなり通るのか?
逆に、フルタイムで働きたい人が時短にさせられたりとかないのか?

いろいろと疑問が出てきますね。

健康寿命を気にする人が多い


ヤフコメなんかを見ていると、
健康寿命という観点から今回の制度について、
疑問に思っている人が多いようですね。

男性の健康寿命は72.7歳だそうなので、
70歳まで働いたら残された健康寿命はたったの2年半...

しかも、健康は個人差も大きいでしょうし、
そもそも70歳で健康といったところで、
やはり限界はありますよ...

この辺りを真剣に考えて行きますと、
会社の制度変更に従ってずるずると働いていたら、
後悔する確率は結構高いのでは?というのが、
個人的に一番心配なことですかね?

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2024年7月1日月曜日

セミリタイア後のストレスの研究と対策 ③ ニュースを見るのは最低限

政治系YouTubeを見て感じるストレス


セミリタイアした直後くらいの時期には、1日4~5時間程度、
政治系のYouTube動画を見ていた時期があります。

勉強になる部分もあったので、すべてが無駄だったとは思いませんが、
振り返るとストレスを貯めるだけになっていたかも?という部分はあります。

政治のトピックスは基本的に不愉快なものが多く、
そのニュースに接するだけで腹が立つのに、
そこを深堀りするわけですからますます腹が立ちます。

それでいて解決策を見出せるわけでもなく、
また、自分ができることは極めて限られます。

一般的なニュースも暗いものが多い


政治系以外のニュースでも、
ニュースというのは暗いものが多いですね。

世の中昔から比べると良くなってきているのに、
ニュースを見ているとどうしようもない世の中になっているように見える...
という有識者の意見もあります。

とりあえず朝起きたらTVのニュースとか、
Yahoo!のトップ画面を見ると言う生活をしていると、
それだけでストレスがたまる確率が高くなります。

ニュースに全く接しないわけにもいかない...


従って、私が対策的に実行しているのは以下の2点になります。

・ニュースソースを選ぶ
  → 反日的傾向のある地上波メディアのニュースは極力見ない

・ニュースを見る時間の上限を設定
  → 基本は株価チェックをする午前9時前後にざっとニュースチェックのみ。
  気になるトピックスでも、動画等を見る上限は1時間程度にする

不愉快になるからといって、
世間のニュースから全く背を向けるわけにもいかないですし、
選挙の時にはまともな候補者に票を入れられる程度の政治知識は不可欠だと思います。

まあ実際は、この辺の「最低限のニュース知識は得る」みたいなものは、
極めてさじ加減が難しいのかな?とは思います。

ただ一つ言えるのは、漫然とニュースやポータルサイトのトップ画面を見る、
これだけはやめた方が良いと個人的には思いますね。
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