2023年10月8日日曜日

「株式相場軟調で労働復帰」について ① 最初から相場軟調になったら働くという計画

株価下落時にFIRE界隈で多く見られる現象


株式相場の軟調が継続しています。

こういった状況になるとFIRE界隈でよく聞かれることとして、

「再び働かないとヤバいかも?」

という発言があります。

私としては、こうならない為にも、
安全資産(主として円定期預金)の比率を多めにとっているのですが、
円安によってドル換算の資産評価額は大幅に減少しています。

別にアメリアで暮らしているわけでもないので、
今のところ、これでどうこうというのはないのですが、
「セミリタイア後に働く」
ということについて考える契機にはなりました。

「FIRE後に働く」という意味には個人差が...


私が早期退職を決断して、実際にFIRE生活を始めるにあたって、
二度と労働市場へ復帰することは避けよう!
というかなり強い決意がありました。

そんな私にとって、資産が大幅に毀損したことによって、
再び労働市場へ戻るということは、
この世の終わりのようなインパクトがあります。

しかしながら、
「株式相場も軟調で少々資産が心許なくなってきたので、
 ここらでちょっと働くか...」
という類の発言を耳にすることがあります。

そこには、労働市場で働くことの悲惨さのようなものは強くなく、
「まあ、仕方がないね...」
くらいのニュアンスを感じます。

こういった割り切り方ができるというのは、
FIRE生活を営もうとする人には案外重要なのかもしれません。

働くリスクを織り込んでおくという考え方


私はフルタイムワークに戻る確率をゼロに近づける為、
FIRE達成が随分と遅れてしまったという部分はあります。

しかしながら、最初から株式市場が軟化した場合は、
スパッと割り切って働く!という計画にしていれば、
もう少し早くFIRE生活に入ることができたかとは思います。

とは言っても、こういう考え方を知っていたからと言って、
その選択肢はやはり選んではいなかったと思いますが、
一番仕事がしんどかった時にこういった考えが思い浮かんでいたら、
ちょっとわからなかったかも?
という感じがしますね。

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3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 私はサラリーマンにすっかり嫌気がさしてしまったので労働復帰は考えない前提でリタイアしました。生活のペースを作るための軽い仕事以外はしないし、ハードな仕事は就職できても続かないでしょう。投資は外貨建の割合が多く米株投信なので今年は利益が出て助かっています。ただし、それほどトータルのパフォーマンスは良くないので、今後は円安には戻らないという一点に賭けて、米株は放りっぱなしにしたいと思っています。

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    1. 私もサラリーマン時代のトラウマがひどすぎて、これから働くことに対しての拒否反応は相当強いものがあります。私は円資産比率が相当高いのですが、少しずつドル資産へのシフトを行っている状況です。

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