2023年10月15日日曜日

【老後】自分のことが自分でできなくなるリスクについての対策

自分のことが自分でできなくなるリスク


昨日のブログのコメント欄で以下の質問がありました。

" 両親を見ていて実感したことですが、
80代になると自分のことが自分でできなくなり施設に入る必要が生じてきます。
この辺はどう考えていらっしゃいますか。"

せっかくですので、このテーマについて述べてみたいと思います。

ただ、この問題はなかなか難しい問題なので、
今時点での回答といったところで、
状況次第でスタンスは変わっていくものと思われます。

老後リスクへの対策


老後リスクへの対策としては以下の通り考えています。

① 100歳になっても自分の足で歩けるように、
 栄養・運動に気を付けて生活する。

→ 私の知っている範囲でも、90代一人暮らしで頑張っている人もいます。
 なるべく、この方のような身体になるべく努力したいと思っています。

② そうは言っても、どこで身体にガタがくるかはわかりません。
 なので、お金で解決できるものならお金で解決すべく、
 老後のキャッシュフローは極大化するべく努力する。

→ 老後のキャッシュフローの中心はやはり「年金」と考えています。
 なので、年金免除申請等は行わず、年金を増やす努力をしています。
 また、年金は繰り下げ受給を計画しており、
 その増えた年金の範囲内でヘルパーを頼むとか施設に入ることを考えています。
 手持資金で賄うという考えもありますが、
 例えば、90歳まで生きると貯金がなくなる!
 みたいな事態は避けるべく、年金を充てにする計画にしています。

どこかで割り切りも必要


老後のキャッシュフローを極大化すると言うのなら、
働けるうちは働くという結論になってしまいます。

しかし、仮に私が65歳とか70歳とかまで働いたとて、
民間の至れり尽くせりの高級老人ホームに入れるようなお金持ちにはなれません。

なので、どこかの段階で割り切りが必要で、
これだけのお金でも満足できる介護が受けられないなら仕方ない...
とどこかで思えるかが重要かと思います。

年金開始時にいくらの貯金を持つべきか?


私としては、年金受給後は年金の範囲内で生活する計画なので、
年金受給開始時は貯金が0円とかでも良いと思っていました。

ただ、円安が今以上に進行する場合、
また、年金の大幅カットといったリスクが顕在化する場合等、
本当にこのプランで良いのか?という疑問はあります。

老後に資産をどのくらいキープするか?については、
もう少し真面目に考える必要がでてきたな...というのが、
これから考えなければいけないテーマかと思います。

まあ、私が80歳になる四半世紀後とかには、
介護制度も大きく変わっているでしょうから、
この辺りの変化にうまく対応できるよう
アンテナをはっておくのが重要になるような気が致します。

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7 件のコメント:

  1. 記事にしてくださってありがとうございます。私は現在施設に入居している母の資産の管理をしています。母の場合、年金だけで施設の費用を賄うことはできず、毎年資産から70万円ほど出している状況です。

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    1. 信頼できる方が資産管理をされているのであれば、ひとまずは安心かと思います。私のような独身者にとっては、いざとなったら資産管理を誰がするのかという問題もあります。

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  2. あくまでも現在の仕組みの中で、という話に尽きますよね。勘違いしてはならないのは、高級=高額老人ホームとされている施設が、決して手厚い介護を全人的に受けられる場所ではないということです。入居してそこで生きるだけの費用ですら高額な上、お弁当一つ部屋へ運んでもらうにも請求されます。二人いれば二人分請求されると憤っているお年寄りもいました。

    現在の保険制度から考えると、介護を目一杯入れて自宅で過ごすのが一番快適だろうと考えております。独居リスクの方が、激高い施設で納得いかないサービスを受けるよりよっぽどましです。

    そして、お金の面でいえば、少しあって余りありすぎない程度が一番恩恵を受けやすいです。

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    1. なるほど、高級老人ホームに入ったら安泰というわけではないのですね。それにしても、弁当運んでもらうだけでお金がかかるとは... やはり、自宅でいつまでも過ごせるのが良いですし、老後にどのような介護を利用できるのかが鍵となりそうです。

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    2. あくまでも現行の医療、介護保険制度下でと考えますと、介護保険認定は早め早めに得ておく(後から変更可。エントリーしていないとそれだけ出遅れます)、基本的に在宅復帰を目指す老健でリハビリ強化型の施設は可能な限り最大限使う、特養は施設によって合う合わないがあるので自分で動ける時期からデイケアを積極的に使ってお試し、といったところがポイントになるでしょうか。

      介護保険関係は、独居であれば、逆に使いやすいところもあります。老後にいっぱいお金が必要だよ~たいへんだよ~と宣伝してくる方面のお話は、エンタメとして聞いておきましょう。

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    3. あと、ダメぜったいは、現行の成年後見人制度です。これから変わっていくようですが、今のままでは利用価値に乏しいものです(断定)。

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    4. なるほど、デイケアを事前に利用しておけば、いざというとき安心ですね。独居の方が介護保険のサービスが使いやすいというのは、私のようなものにはありがたい限りです。

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