セミリタイア終了リスク
昨今の円安と物価高について考えてみると、
タイトルにあるような事態は全くの絵空事ではないような気がします。
実際問題として、日本円での年金をベースに海外で生活している人の中には、
既に物価は2倍以上上昇しているよ!という人もいるかと思います。
資産については、セミリタイアした6年前に比べてみれば、
株価が大きく上昇しているので含み益が出ていますが、
投資資産の多くが日本株である私にとっては、
株価暴落リスクは常に頭に入れておかねばなりません。
これらに対して有効な対策を取ることは可能でしょうか?
日本円下落リスク
私の当初のセミリタイア計画の前提として、
円高は続くのでは?というのがありました。
なので、金利は低くとも円資産を中心に持ち、
また、日本企業応援の観点からも日本株を中心に投資をしてきました。
ただ、この辺のリスクを緩和する意味でも、
少しずつS&P500連動投資信託等へ資産を移しています。
最終的に年金の範囲内で暮らす予定であり、
この年金は円ベースで受領することからも、
老後の資産はドル資産の比率が高い方が良いかもしれないと思い始めています。
まあいずれにしましても、
資産が半分になるまでボーっと見ていることはないと思いますが、
今一度、理想のポートフォリオについて考える時期だとは思っています。
物価高で引越?
物価高について言えば、自炊比率をアップするとか、
これまで以上に節約を心がけるとかが当面の対策です。
ただ、これらの小手先の対策ではどうしようもなくなれば、
私の場合は家賃の安いところに引越すか、
手持資金で買えるレベルの家を買うか、
といった手をまずは打つつもりでいます。
「だから家を買った方が良いといっただろ~」
という、持家派からの高笑いが聞こえてくるかもしれませんが、
いつでも引越せるというライフスタイルを気に入っているので、
基本的には賃貸派は継続しようと思ってはいます。
ただ、そういうことは言ってられなくなる可能性はあります。
円高デフレマインドからの脱却
今までは、定期預金を取り崩しつつ生活をして、
株価が上がればラッキーみたいなマインドでしたが、
円定期預金など持っているだけで日々マイナスです。
まだ大慌てで何かをする段階でもないですが、
円安物価高の着地点も見据えた上で、
対策はとっておく必要は感じている状況です。
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両親を見ていて実感したことですが、80代になると自分のことが自分でできなくなり施設に入る必要が生じてきます。この辺はどう考えていらっしゃいますか。
返信削除ざっくりと言いますと、① 80代になっても自分一人で生活できるよう、運動を継続して行う。 ② 施設に入る場合に備えて、年金を最大化する。と言ったところが今時点の考えとなります。詳細については、本日のブログで意見をまとめさせて頂きます。
削除ピケティの言うr>gを実践するしかないのか?投資で働くのと同等とはいかないまでもそれなりの収益を上げないと安心はできないのかもしれません。とはいえ、それが出来れば誰も苦労しないよって話ですね。私も今年は好調ですが、去年は米株価低迷でダメだったし来年もこの調子が続くかはわかりません。株はほっとけば買値より上がる、日本は長期的には没落するので円安になると賭けて放っておくしかないのが現状です。
返信削除投資で労働以上の稼ぎをしている人はネット上では多く見かけますが、実際それが何十年と継続できるか疑問な部分もあります。私も長期的には今の資産が増える前提で投資をしていますが、これが実現するかの確信は100%でない部分もあります。この辺りは致し方ない部分だと思っています。
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