遅くとも50歳で会社を辞めたいと思った理由
私自身、50歳でFIRE生活へと入ったわけですが、
その理由の大きなものとして、サラリーマン社会における50代の扱いがヒドイ!
というものが挙げられます。
単純にこのようなことを言うと、
会社の中にいる全く働かないおじさん、
威張っているだけで自分では何もしないおじさん、
こういった人達を頭に思い浮かべて、
そんな連中がクビとか出向、役職定年になるのは当然!
なんて考える方も多いかと思います。
確かにそういう方が多いのは事実かと思いますが、
やる気も能力もまだまだあるのに、
年齢だけを理由にメインストリームからはじき出される人も多いのでは?
と思います。
50代の置かれている現状分析
現実問題として、50代で恵まれた環境にいる人は、
私がいた会社を思い出して考えてみても、
15%くらいじゃないでしょうかね?
5%は順調に出世している人、
10%は自分の好きな分野で仕事ができている人(技術者に多い)、
それ以外は若手と同じような扱いになっている感じです。
50代は極端な二極分化
それなら転職を!と言っても、
よほどの能力がなければ、よりよい待遇の転職先などありません。
実質的には年齢だけではじかれるケースが多いでしょうね...
私も50歳で会社を辞めた以上は、
正社員でまともな職に復帰するなど無理!
という前提での決断でした。
まあ、50代というのは待遇が極端に分かれる時期ですからね...
役員になって〇千万円の年収の人と、
役職定年でキャリアハイの年収の半分以下の人が、
同期として同じ会社で働いているというのが現実です。
なので、50代でFIREを目指すと言うのは、
現実の会社のシステムを考えると、
結構理にかなっていると個人的には思う次第です。

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