FIRE = 高収入サラリーマンレベル?
前項までの私なりの検証で、
準富裕層レベル (5,000万円以上) まで資産が達していれば、
FIREを名乗っても問題はないのではないか?
という論を展開してきました。
しかしながら、FIREに対する世間一般の感覚は、
会社を早々と辞めて貧乏くさい生活をするのは論外、
サラリーマンの平均レベルでもメリットは感じず、
せめて高収入のサラリーマンレベルでないと!
といったところではないでしょうか?
それでは高収入とはどの程度か?というと、
パッと頭に浮かぶのは年収1,000万円とかですかね?
もしくは、税制上様々なメリットが消失する年収850万円のレベルか?
まあ、そんなところではないかと思います。
年収850万円レベルの生活にいくら必要か?
年収850万円と言えば、独身の場合は手取りが630万円程度だそうです。※
630万円を単純に25倍すると1億5,750万円となり、
富裕層の仲間入りが必要となります。
ただ、1億5千万円と言えば、300万円手取りの人の50年分の給与です。
そしてそれだけの大金を貯めたところで、
4%ルールで考えれば使えるお金は年間600万円程度だと、
何だか直観的には割に合わないな~という感じです。
コスパの良いのは5千万円?
ここで、総資産額と年間支出 (4%ルール) の関係を列挙してみます。
5千万円 ⇒ 2百万円
7千5百万円 ⇒ 3百万円
1億円 ⇒ 4百万円
1億5千万円 ⇒ 6百万円
さて、ここからは勝手な個人の感想となりますが、
実現可能性やコスパ的な事を考えると、
5千万円~7千5百万円というのが黄金ゾーンではないでしょうかね?
例えば、30代前半くらいで1億5千万円貯めることができるとすれば、
もっとその道を極めてよりより生活を求めた方が、
600万円程度の暮らしで平々凡々に暮らすより良い気がしますね。
一般の人が目指すとしては、
高収入を基準としたFIREというのは、
敷居が高い割にメリットが少ないのでは?
という感想になりますかね?
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