2021年6月4日金曜日

営業不要論は危険かも? ~ それでもリストラされるときはされる! ~

営業マンが自宅待機でも成績は変わらない?


営業マン受難の時代が到来するかもしれません。

コロナ禍で対面営業に制限ができてからしばらく経過しますが、
それで営業成績が落ちているかというとそうでもないという会社が多いからです。

なんだ、営業マンなんていらないじゃないか...
そう考えるマネージメントがいても不思議ではありません。

私の経験から言うと、財務系出身のトップとかが考えそうな事です。
ただし、この考え方は非常に危険かもしれません。

ライバル社も営業していないということ


営業しようがしまいが、必要なものは必要なわけです。

私が所属していた会社について言えば、
その会社が作っているものを作れる会社自体の数自体が限られています。

従って、そもそも営業を全くしなくても一定程度の売上は期待できるのに加えて
(同業他社だけでは需要を満たすことはできない...)、
ライバル社だって営業をしていないわけですから、
コロナ前とシェアや販売数量が変動していなくても不思議ではありません。

このコロナ禍を機会に営業マンをリストラしようという会社は増えると思いますが、
ある程度営業マンを大事に温存していた会社と比べて、
コロナ明けには営業力が格段と落ちて、
その時に営業マンのありがたみを知る...
なんてことになるかもしれません。

本当にいらなかったかも?


もっとも、営業マンが大幅に減っていても、
コロナ明けに売上が変わらない会社も出てきそうです。

いわゆる、「営業マン」というより「御用聞き」しかいない会社がそれで、
むしろオンラインプラットフォームができて、
あんたにいちいち頼むよりそっちのが便利だわ...
なんて結果もありえます。

この辺りはどう転ぶかわからないというのが本当のところかと思いますが、
マネージメント次第で営業マンが必要とか不要とか判断されるわけで、
営業マン受難の時代が到来しているのは間違いないのかな?と思います。

これからの時代のサラリーマンの危うさみたいなものを改めて実感致します。

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2 件のコメント:

  1. 出来合いの者しか売らない企業はそれでいいかもしれない。
    産業用は打合せ必要な製品がおおいからなあ

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    1. 営業マンとひとくくりにするのは無理がありますね。
      ただ、特殊な商品程営業マンの腕が必要ですが、
      つぶしがきかないという問題もでてきます。

      削除