2021年6月26日土曜日

「親の資産をあてにするセミリタイア」のリスク

実家が資産家のセミリタイア


実家が資産家の人がセミリタイアをする場合、

「そんな人のセミリタイア計画は参考にならない!」

といった類の批判を受ける場合があります。

とは言っても、自分の置かれている立場を最大限利用するのは悪いことではなく、
そのこと自体が批判の対象になるのはちょっと違うかな?
とは思います。

ただ批判の対象になることがあるとすれば、
親が資産家でその資産を老後は大いにあてにしているのにもかかわらず、
そのことは隠して少額の資産でもセミリタイアは可能!
なんてことを言っているケースでしょうか?

実家の資産は本当にあてになるのか?


ただし、本当に親の資産があてになるのかは未知数です。

「資産家」のレベルにもよるとは思いますが、
自分が老後になった頃には親が資産を使い切っている可能性もあります。

病気や介護などで思いのほかの出費がある場合、
事業を行っていればその事業が傾くなど、
リスクは結構ある気が致します。

個人的にはこの辺りのリスクをどう考えているのか?
というのが気になるところですね。

人生100年時代を考えると...


親との年齢差が30歳として、親が100歳まで生きた場合、
あてにする遺産を相続するのは70歳となります。

それまでは手持ち資金で食いつないでいくとなれば、
老後にある程度まとまったお金が入るだけで、
普通の人のセミリタイアとあまり変わらないような気もします。

親の資産をあてにするケースのもう一つのパターンとして、
ずっと実家暮らしで、親からお小遣いまで貰うなんてのもあるかもしれませんが、
これだとセミリタイアというよりニートという感じで、
普通のセミリタイア生活とはちょっと違ってくる印象です。

まあ、個人的には自分で稼いだお金を貯めて、
それをちまちま使うセミリタイア生活が、
誰に気兼ねをするわけでもないので良かったと思います。

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2 件のコメント:

  1. これは自分の場合は、
    父親が自分を受取人とした
    生命保険をかけてくれてるし
    その証書を見せてもらってるから、
    少なくともその分については
    貰えるんだろうなとは思っています。
    が、しかし両親ともに100歳まで生きるとしたら
    その時に自分はもう70代後半。
    今時点ですでに心臓に基礎疾患を持ってる自分は
    親よりも先に死んでしまって
    逆に親に対して遺産を残すことになりそうです。
    ちなみに今自分が掛金を払い続けている
    個人年金保険は自分の死亡時には
    父と母が半分ずつ受け取る契約にしています。

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    1. 昨今の高齢化を考えると、遺産や保険金が貰える年齢は完全リタイア後になるケースが多いでしょうね。

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