「若いうちにしかできないことをやるためにセミリタイア」について|セミリタイアへの道～穏やかな日常を目指して～

2020年7月14日火曜日

「若いうちにしかできないことをやるためにセミリタイア」について

若いうちにしかできない？

昨日のエントリーで記載した通り、
若くしてセミリタイアすることの大きなメリットの一つが

「理不尽な苦労をしなくて良い」

ということにあるかと思います。

なので、若くしてセミリタイアした方の発言で、

「会社に行かなくて良いだけでこんなに幸せなのか？？」

といった類のものについては同意するところ大です。

ただし、若いセミリタイアラーの発言の中には、
個人的には共感しかねるものもありす。

その一つが、

「若いうちにしかできないことをやるためにセミリタイア」

という類の発言です。

「若いうちにしかできないこと」とは？

苦役から解放されて、自由時間を謳歌する
セミリタイア生活が充実していることに対して
疑問を挟む余地はないのですが、
それが「若いうちにしかできないこと」なのかは疑問のケースが多いですね。

例えば、セミリタイア生活者の日常で多いのは、
ゲーム三昧、読書三昧、昼寝三昧などですが、
これなど年をとってもできるものばかりです。

年をとると食欲もなくなってくるから、
若いうちに食べたいものを食べておくべき！
みたいな変則的な理論で攻めてくるパターンもあります。

確かに、私も食欲など随分と減ってはきましたが、
「若いうちにもっと焼肉屋に行っておくべきだった！」
などとは思いません。

50代ではできなくて30代ではできること

上記を言い換えれば、30代ではバリバリできるけど、
50代ではもう無理...というものが果たしてどれだけあるかですね。
そして、それがセミリタイアしなければできないものなのか？？

私に関係ある範囲で言えばあまり思いつかないですね...

私ももっと早くセミリタイアすべきだった！と思わないこともないですが、
若いうちならこんなこともできたな～
という類の後悔はほぼないですね。

やはりセミリタイアというものは、
経済的基盤が固まってからでも遅くはないのかな？
ということを感じますね。