「50歳でセミリタイア」が丁度よい?
私はアラフィフでセミリタイア生活に入りました。
もう少し早く会社を辞めたかったのが本音ですが、
「無理のないセミリタイア計画」という観点から見ると、
まあこんなものなんだろうという部分もあります。
何故そのように考えるようになったかをざっくり言えば、
以下のような理由になります。
① 人生の半分だけ働く
② 役職定年
③ 65歳以降は年金で暮らせる
それぞれ見ていきたいと思います。
人生の半分だけ働く
人生100年時代と言いながらも、
本当に100歳まで生きる前提で、
人生設計をしている人はあまり多くない気が致します。
ただし、今の公衆衛生・医学水準を考えると、
普通に生活していれば80歳程度まで生きると考えられます。
50歳でセミリタイアして80歳まで生きる場合、
人生のステージ毎の属性は次のようになります。
A (0歳 ~ 20歳) : 学生
B (20歳 ~ 50歳): サラリーマン
C (50歳 ~ 80歳): セミリタイアラー
Aの期間は自分では働かず、
食べさせてもらっている期間なのでカウントしません。
20歳から80歳までの60年間の人生のうち、
働く期間(B)が30年間、
働いた稼ぎを食いつぶす期間(C)が30年間、
直感的にも丁度良いという感じがしませんかね??
無理のないサラリーマン生活
入社したての頃、給料の半分を貯金するのはシンドイですが、
それなりに給料が上がっていけば、話は全く変わってきます。
要するに、30年間のサラリーマン生活で
稼いだ額の半分を貯金するという発想です。
これは経験的にもそれほど無理はありません。
不要な贅沢をしなければ良いのです。
30歳とかでセミリタイアした方の経験談を拝見させていただくと、
とてもマネできないような節約生活をされている方もいます。
これを上記の例に置き換えますと、
B (20歳 ~ 30歳): サラリーマン
C (30歳 ~ 80歳): セミリタイアラー
となり、要するに、
「10年だけ働いて、そのお金で残りの50年を暮らす」
となり、ハードルが相当高いのがわかります。
しかも20代の給料は安いですからね...
まあ、50歳でセミリタイアするなんてのは、
面白味のない人生設計かもしれませんが、
案外と正解はそんなツマラナイものなのかもしれないな~
と思うわけです。
また、50歳というのは「役職定年」が迫るという意味でも、
会社を辞めやすいタイミングでもあります。
この点は次項で触れたいと思います。
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