2020年5月29日金曜日

「50歳でセミリタイア」が無難な理由 ⑤ まとめ - 最悪でも50歳でセミリタイア!

50歳でセミリタイアへのロードマップ


今まで述べてきたことをまとめると以下の通りになります。

① 20歳~50歳まで、給与の半分を貯蓄にまわす
  ※ 年金掛金相当額は貯蓄とみなしても良い
    ※ 給料の安い若手のうちは50%にこだわらない

② 50歳頃の役職定年時にはサラリーマンを辞める

③ 50歳~65歳は貯金を取り崩して生活

④ 65歳以降は年金暮らし (貯金0円でもOK)

①で年金掛金相当は貯金とみなしても良いと注釈しましたが、
要するに、20歳~50歳までの30年間、
自分が働いて稼いだ額の半分を使い、
半分は貯金し50歳~80歳までの生活費にまわすという発想です。

貯金の一部は年金という形で還元されると考えてよいかと思います。

今は年金定期便で自分がいくら貰えるかはある程度計算できます。
自分が実際にこれらの金額を満額もらえるのか?
そういった不安はあるかと思いますが、
あまりリスクを考えすぎるとセミリタイアどころか、
リタイア生活すら無理となります。

このプランのポイントは、

・退職後年金受給開始前までは貯金を取り崩して生活する

・年金受給後は年金だけで生活する

であり、それは50歳くらいまで働けば何とかなるだろう!
というのが基本的な考えです。

いきなり上級者のマネはお勧めしないということ


前回取り上げた、30歳で2,000万円でセミリタイア、
30歳で1億円でセミリタイアというような方々は、
いわば「セミリタイア上級者」という人達で、
この辺をベースにすると、
やっぱりセミリタイアなんて無理だ!
ということになりかねません。

なので、「50歳でセミリタイア」くらいをベースに考えて、
それをできるだけ早める努力をしていくくらいの方が良いのではと思います。

要するに、

・最悪でも50歳でセミリタイア

・運用や副業がうまくいけば早く会社を辞める

・思ったより自分はお金を使わなくてもOKと悟れば早く会社を辞める

といった発想の方が、
案外うまくいくんじゃないでしょうかね?


2 件のコメント:

  1. 仕事にしても10年くらいしないとほんとにおもしろい仕事はやらせてもらえないだろうし、逆に20年超えてくるとこんどは管理職的な仕事が増えてきて合わない人はつらくなってくるだろうから、確かに40~50歳くらいでやめるのがいいような気がするなあ

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    1. 「管理職的な仕事」は合わない人はとことん合わないと思います。
      中間管理職だと、下手したら若手より雑用が多かったりもしますからね。

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