セミリタイアを世代別に見てみる
自分がセミリタイアを漠然と考え始めた20年くらい前から見ると、
セミリタイアに関する情報はネット上でも簡単に手に入るようになりました。
実際にセミリタイア生活を過ごしている人からセミリタイアを目指す人まで、
理論的にセミリタイア生活はいくら必要かを計算する人から、
セミリタイア生活の楽しい日常を淡々と綴る人まで、
様々なタイプのブログを見ることができます。
その影響も大きいかと思いますが、
私がセミリタイアを目指し始めた頃に比べて、
リッチなセミリタイア生活を目指す人は減少し、
倹約的セミリタイア生活を目指す人が増えているかと思います。
この辺を色々と考えていたら、
セミリタイアは3つの世代に分けれられるのではないかとふと思いました。
ざっくり言いますと、以下の通りになります。
・第一世代
元々お金持ちだった人が第一線を退いてセミリタイアするというスタイル。
・第二世代
元々は定年まで働くつもりだったが、
30代 ~ 40代でサラリーマン生活に苦痛や限界を感じ、
定年を待たずに会社を辞めてセミリタイア生活へ入るというスタイル。
・第三世代
セミリタイアネイティブ世代。
入社前、もしくは入社直後にセミリタイアを目指す世代。
一日でも早く会社を辞めることを目指す。
セミリタイア第一世代とは?
今から20年くらい前、私が30代だった頃は、
今ほどセミリタイアはポピュラーではありませんでした。
時々セミリタイアっぽいことをしている人のブログを見ても、
不動産で億単位の資産を持っている人とか、
サラリーマンでも役員クラスまで出世した人とかが、
悠々自適な生活をつづるものが中心だったかと思います。
そんなわけで、この頃セミリタイア生活を送っている方の中心は、
結構な資産を持ち、働いていないにも関わらず、
普通のサラリーマンより遥かにリッチな暮らしをしていた人々です。
これが自分が考えるセミリタイア第一世代の人達です。
セミリタイアは一部の金持ちの特権?
従って当時の私も、セミリタイアを目指すには相当の資産がないと!
と考えていましたね。
ただこの方々は、セミリタイアを目指すというよりは、
たまたまお金持ちだったりお金持ちを目指した結果、
気が付いたらもう働かなくて良いや!
という感じの人が多く、
セミリタイア生活への熱意みたいなものは感じませんでしたね。
従って、普通のサラリーマンである自分にとっては、
あまり刺さるようなものはなかったですね。
自分は比較的早い段階で、
そもそも贅沢な暮らしをしたいわけではないよな~
ということに気が付いて、
倹約生活を前提としたセミリタイア生活へ舵を切りましたが、
未だに「セミリタイア生活 = 金持ち生活」という方も多いのでは?
実際問題、「会社を辞めても自宅で〇〇千万円稼げます!」
と言った商材に飛びつく方の志向的にはこちらに近いのかな?
そんな稼がなくても楽しいセミリタイア生活は送れますよ!
というのが最近のトレンドですが、
この辺はなかなか理解されないのかもしれません。
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断捨離みたいな節約志向の流れからセミリタイアまで発展してきた感じかなあ?
返信削除断捨離とかミニマリストからのセミリタイアという流れは確かにあるでしょうね。
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