配当・分配金依存型セミリタイアの危機
株価暴落傾向に歯止めがかかる兆しがありません。
株価以上に暴落が厳しくなりそうなのがREITですね。
REIT相場の今後については識者の間でも見解が別れていますが、
リーマンショック並となればまだまだ下落の可能性もあるとのことで、
誰もが手が出せる状況ではないことは確かのようです。
相場全体が下がったとしても、配当金なり分配金が下がらなければ、
キャッシュフローとしては変わらないわけですが、
景気低迷が長引くようなことがあればそうもいかないでしょう。
高配当・高分配金へ過度に依存したセミリタイア計画ですと、
セミリタイア生活からの退場リスクが高まってきます。
フルタイム労働へのカムバックだけは避けたい!
セミリタイア生活が破綻してサラリーマンへ逆戻り...
これは最悪のシナリオです。
当ブログでは何度も述べてきていることですが、
私のようなセミリタイア生活3年弱のビギナーでさえ、
フルタイム労働へ戻ると考えただけで眩暈がおきます。
しかも戻るフルタイム労働というのは、
昔に比べて遥かに労働単価の低い仕事であり、
このご時世ですからブラック職場ということもありうるわけです。
それではどうするのか?
やはりその為の対策は練っておく必要あるでしょう。
私の考える危機対応策
私の考える危機対応策は大きく分けて2つです。
1つは収入アップ系です。
といってもゴリゴリに働く気は全くないので、
以下のもの程度です。
① ストレスフリーな短期バイト、スポットバイトを行う
② アンケート・治験・ポイントサイト等でより細々と稼ぐ
もう一つは倹約系です。
③ 地方へ引っ越す
④ 生活レベルを落とす
⑤ 趣味は無料のものに留める
ウルトラC的なものは一切ありませんね...
それは考えれば当たり前の話で、
そんなものがあれば危機云々以前の話としてやっているわけですから。
節約余地は残すべき
実はここがセミリタイア計画立案のポイントではないかと思っているのが、
「これ以上節約の余地の欠片もないセミリタイア生活」
というのは極めて脆いのではないかという事です。
収入が減ったら支出を減らすというのは当然なのですが、
その支出がこれ以上減らせないとなると、
収入が減った分を働いて補う必要があります。
セミリタイア中の人なら働けば良いと考えるかもしれませんが、
そんなに都合の良い働き口があるのか?
ということは常に考えておく必要があるかと...
今回のコロナショックがバブル崩壊の時期と同様なことが起これば、
今現在は「週一日でも良いから働いて!」なんて言うお店が、
「土日働けないヤツは雇わないよ!」なんて話になりかねませんし、
そもそもお店自体が不採算で閉まる可能性があるわけです。
人手不足からコロナ解雇へという動きの速さは、
バブル崩壊やリーマンショックよりも凄まじい印象ですから。
要は、仕事がない or フルタイム低賃金労働という
恐怖の二択リスクが高まっているんじゃないかな?ということです。
なので、セミリタイア生活のダウンサイドというのは、
予め考えておいた方が良いのでは?というのを痛切に感じますね。
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