2020年1月22日水曜日

パタヤで食中毒 ~ バンコクパタヤ病院へ ~

深夜に突然の腹痛で目覚める


今回のタイ旅行の最終目的地のバンコクへ何とか到着しましたが、
一昨日の晩にパタヤで悲劇は訪れました。

夜中に突然の腹痛で目が覚めたのです。
「これはトイレに行けば治るヤツだな...」
などと最初は気楽に構えていたのですが、
まるで痛みが治まる気配はなく、
単なる下痢ではなく血便まででる始末です。

「これは結構やばいかも」と思い、
とりあえず朝まで体を休めて病院へ行くことにしました。

私の宿泊しているホテルの近くには、
パタヤ市民病院があるのですが、
ここは市民病院だけあって、
待ち時間が結構すごいうという口コミがありました。

一方、パタヤで一番設備の整っているのはバンコクパタヤ病院、
市の中心からは少し離れますが、
設備・治療水準はタイでトップクラス、
日本語の通訳の方も常駐されています。

色々と考えましたが、
私の保有するカード付帯の海外旅行保険のキャッシュレスにも対応しているらしいので、
バンコクパタヤ病院へ行くことに致しました。
(クレジットカード会社とのやりとりは別掲致します。)

バンコクパタヤ病院へ


バンコクパタヤ病院はパタヤの北部にある巨大病院。
バンコクからバスで来られる際に見える巨大なビルは見たことがある!
という方も多いかと思います。


外国人用の受付は2階にあります。
受付で日本人とわかると日本人の方を呼んでいただけます。

手続きはその方に従うだけのですので実にスムーズです。
パスポートを提示して、初診の登録を済ませて、
住所・氏名や病状などを記載して提出、
あとは診療を待つだけです。

30分程待って、体重と血圧・体温・脈拍などを測り、
そこから20分程待っていよいよ診察です。

その際には別の日本人通訳の方に付き添っていただきました。

初老のタイ人医師からの質問は、
症状はいつからか?昨晩何を食べたか?などを聞かれたので、
デジカメの画像を交えて食べたものを見せました。

「肉の可能性が高いですが、タレに菌がいるケースも多いのです!」

などということを聞いてちょっと驚きつつ、

「念のため、便の検査もしましょう!」

ということで検査を行います。

検査結果を待つこと30分程度、
やはり白血球の量が異常に多いこと、
出血がひどいことから菌に感染したということでしょうとの結論。

「何の菌ですか!」

と私が聞いたところ、

「それはこの短時間ではわかりません。
 正確に特定するのは3日くらいかかりますが、
 それまでに治るから心配ないです!」

と言われました。

その後ベッドで点滴+抗生剤の注射、
(注射を手の甲にしましたがまるで痛くなかったです。
 今はこれが主流なのでしょうか??)
3日分のお薬をもらって再びホテルへと戻りました。

おかげ様で病状は回復基調にあり、
バンコク行きのバスに乗れる程度までは何とか来ました。

日本語通訳 & 海外旅行保険の安心感


今回の経験を経て感じたのは2つですね。

1つ目は日本語通訳の方がいる安心感。
海外で病院に言った経験はありますが、
英語で説明とかしてもどこまでニュアンスが伝わっているか微妙です。
その点、日本語で説明できると安心感が違います。

2つ目は海外旅行保険の重要さですね。
今回は三井住友VISAカード付帯の海外旅行保険を利用しましたが、
キャッシュレスの対応だったので治療費を気にする必要はありませんでした。

ちなみに今回の治療費は9,685バーツ。
日本円だと35,000円程度です。

自腹だったら相当手痛い出費です。
16,500円のカード年会費を払っていて良かったです。

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