2020年1月17日金曜日

現状の育児休暇制度の問題点とは?

育児休暇取得でしわ寄せがくる年代とは?


小泉環境大臣が育児休業を取得するとのことです。
大臣が育児休暇を取ることについての是非は置いておくとして、
現在の日本の会社における育児休暇の問題点、
これについて自分なりの考えを述べたいと思います。

簡単に言えば、

① 育児休暇制度については積極的に取得すべき

② ただし、ある人が育児休暇制度を取得したことにより、
 ほかの人の仕事が増えることについては断固反対!

ということになるかと思います。

私が勤務していた会社でも多々あったケースですが、
ある女性が産休 or 育休に入る場合、
より若い女性にしわ寄せが行くケースが多いです。

産休に入る女性は30代が圧倒的に多いので、
しわ寄せが来るのは20代独身女性というケースが多いです。

20代女性が婚活できなくなるリスク


すでに幸せな家庭を築いている30代女性が育休をとった結果、
これから幸せになろうとしている20代女性にしわ寄せがいく、
というのはいかがなものかと思いますね。

実際に30代後半の同僚が育休を取得した結果、
毎日遅くまで残業という20代後半の女性がいて、
余計なお世話、かつ失礼な話かとは思いますが、
これでは婚活する時間もないよな~
なんてことを考えていました。

ケチな経営者の多い現代日本の会社では、
産休や育休を取得した従業員がいる場合、
残りの従業員で仕事を回せ!
みたいなのが多すぎますね。

これがまかり通るのが現在の育児休暇の問題点のような気がします。

他人の育児休暇による仕事増にはNO!


まあ簡単に私の本音を行えば、
育児休暇は取るべきだし取るのに何の問題もないけど、
その育児休暇のしわ寄せが自分に来るのは絶対イヤ!ということです。

例えば、ある従業員が育児休暇取得中の1年間、
仕事量が2割アップするのに給料が据え置き、
でも同僚の子育ての為だ、仕方ない頑張ろう!
そう思えるか?ということです。

私には無理ですね、絶対...

とは言え、その仕事増を断れる会社があるか?
これがそもそも問題ではないでしょうかね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

6 件のコメント:

  1. おっしゃるとおりですよね。産休も育休も制度としてあるなら
    どうぞ活用ください。なのですが、組織側としては、
    そこんとこを見越して、パート職の期間採用なり派遣社員の手配なり、
    セットで何かを手当しないと、ですよね。

    がぶらってぃ業界(どこ?)では、女性が極端に多い職種の場合、
    産休+育休を見越しての配置転換、パート職活用などが定型スタイルと
    なっています。そのための、業務の棚卸しや整理はかなり前から
    始められます。

    職員の配置基準が決まっているという背景もあるのですが、
    人手の手配をしっかりしていないと危険回避できないという認識が
    浸透しているとも理解しているところです。

    返信削除
    返信
    1. 産休・育休を見越しての配置転換がうまく流れているのは良い会社かと思います。ただこの辺がうまくいっていない会社が多いのでは?というのが、私の経験+周囲の意見ですね。

      削除
  2. ↑20代女性社員にしわよせとくれば、これはほとんど
    嫁いびりの世界ですよね

    返信削除
    返信
    1. 嫁いびり...そうかもしれません。
      上記の例で言えば、結婚しているというだけで、
      30代女性が20代女性に上から目線という構図が気になります。

      削除
  3. 「30代既婚女性の上から目線」で思い出しました。

    平成の初期の頃までは、30代未婚の女性で特別な理由が見当たらない
    方には、20代女子からのびみょーな視線があったように。
    また、30代既婚女性になぜ退職しないの的な事を言う
    50代、60代女性もいました。時代です。

    返信削除
    返信
    1. 私のいた会社では女性が結婚後も働くというのが極めてハードルが高かったですから、非常によくわかります。

      削除