2020年1月11日土曜日

酒飲みたいのでウォーキングし過ぎた男の末路

酒飲むためなら何でもします!


知人と話しをしていて「うーん」とうなった話です。

ある酒好きの初老の男性が、健康診断結果が思わしくなく、
医者から禁酒を言いつけられます。

「そりゃないでしょ~」

ということで、どうしたら酒を飲んでいいか医者と交渉します。

医者曰く

「あんたは全然運動していないのもダメ!
 適度な運動をすれば多少はお酒を飲んで良いですよ!」

ということになりました。

1日2万歩歩いて膝を壊す


ここからがこのおじさんの恐ろしいところですが、
医者の発言から

「たくさん運動すればたくさんお酒を飲んでも良い!」

という独自の解釈を生み出します。

その結果、彼は毎日2万歩もウォーキングをすることに致します。
彼の酒への情熱は素晴らしく、本当にしばらくの間2万歩歩きます。

その結果、酒を飲んでいるにもかかわらず、
確かに、健康診断上の数値は良くはなったそうですが、
膝を悪くしてしまったとのこと。

60歳を過ぎて膝をやってしまうとやっかいらしく、
今では整形外科へ通院する日々。

それにしてもなぜ2万歩なのか?
この辺はよくわかりませんが、
医者によれば、60歳過ぎで2万歩は歩きすぎだそうです。

ちなみにこのおじさんは、本来、
まともに歩けなくなったので酒は飲んじゃだめなはずですが、
酒だけは引き続き継続しているそうです。

自己流健康法には注意が必要


このおじさんのケースはかなり極端ではありますが、
自己流健康法は逆効果になる恐れがあるのが要注意です。

身体に良いと思ってやったことが実は逆効果...
これは絶対避けなければいけません。

私も50歳を越えてきましたので、
仮に誤った健康法により何らかのダメージを負った場合、
立ち直りに時間がかかります。

健康法リサーチに関しては、
セミリタイア後の重要なテーマの一つでしたが、
思ったように手を付けられていません。

このおじさんの話を機に、
自分なりにきっちりと勉強していこうかと思います。

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3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. この手の方向性間違いは、起こりえることですよね。
    おっしゃるとおり、このおじさんが飲酒のために2万歩歩く!という強固な
    意思とできる体力は素晴らしいと思います。ですが、そもそもお酒のために
    そこまで・・・という時点で、コントロールが付いていない可能性も見えてきます。
    アルコールは脳を蝕みますしね。

    ご家族はおられないのでしょうか。
    孤独もまた老齢期をじわじわと良くない方向へ引きずるものです。

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    1. この方はご家族はいるようですが、
      老人にありがちな家族の言うことを一切聞かないタイプだそうです。

      ご指摘の通り、この一見意志が強固というのも自制できない裏返し、
      やはり何事も方向性が大事だと痛感しますね。

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