2020年1月16日木曜日

セミリタイアに定期労働を組み込むリスク

セミリタイア時期を遅らせることの意味


セミリタイアを目指している年収500万円の人いたとします。

この方がセミリタイア資金の目標額を達成した場合、
とるべきアクションは2つかと思います。

① すぐに会社を辞める

② セミリタイア生活を充実させる為に、
  もう少し働いてセミリタイア資金を上積みする

多くのセミリタイア希望者は①を選択するかと思いますが、
②のパターンも考慮する必要があります。

特にセミリタイア後に定期的に労働する計画の人は、
セミリタイア後の労働時間を定量的に考えた方が良いかと思います。

上記の例で1年間セミリタイアを遅らせれば、
遅らせない場合に比べて500万円も資金的に余裕が出てくるわけですが、
正社員を辞めて500万円稼ぐのはなかなか大変です。

500万円を時給1,000円のバイトで稼ぐとすると、
5,000時間働く必要があります。

1日6時間のバイトなら833日間も働く必要があります。
仮に週3日このバイトをすると5年以上働くことになります。

もちろん、過労死やうつ病寸前の方にとっては、
正社員をできるだけ早く辞めるのが急務となりますが、
「1年くらい我慢できるかな?」
という場合、セミリタイア後の労働負荷を慎重に計算した方が良いのでは?
なんてことを思います。

セミリタイア後に定期労働を組み込むリスク


例えば、同じセミリタイア後に週3日働くという計画でも、
週3日働いて生活をより豊かにしようというケースと
週3日働かないと生活していけないという場合では、
精神的なゆとりは相当違ってくるかと思います。

前者は嫌なら仕事しなければよいのですが、
後者は仕事しないと生活できませんからね。

私はフルタイム労働を辞めて2年以上が経過しましたが、
退職後に定期労働を組み込まない計画を立てて良かったな~
というのを実感しています。

ただし、この辺りの感覚・価値観は人それぞれ。
正社員をやめてからも、週1日くらいは働いた方が良いという人もいます。

この辺は総合的に勘案して、
退職時期を慎重に考えるのが良いかと思います。

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