ノマドワーカーは羨ましい存在か?
ノマドワーカーの存在はネット上では珍しくはなくなりました。
とは言え、私の交友関係ではこの手の仕事をされている方はいません。
ノマドワーカーに対しては、
組織に縛られない生き方を羨ましく思う反面、
それ相応のスキルが要求される厳しい世界...
そんな印象を持ちます。
ノマドワーカーを目指すべきか否か?
この問題を考える上でちょっとした例を考えてみました。
例えば、以下の2人の人生のどちらが良いか?
これは人によって好みがわかれるのでは?と思いました。
AさんもBさんも年間200万円の支出をするものとし、
稼いだお金で70歳まで何とか食いつないでいく方法を考えます。
A. ノマドワークで年間200万円コンスタントに稼ぐ
⇒ 20歳から70歳まで同じように働く
B. 20歳から45歳までサラリーマンとして年収400万円で働く
⇒ 45歳から70歳までは貯金を取り崩すセミリタイア生活
私が申し上げたい事は、
Aさんの生き方の方が難易度が高いのではないか?という事です。
Aさんの場合、本当に年間200万円もコンスタントに稼げるのかが問題です。
この金額をコンスタントに稼ぐのは相当大変かと思いますし、
ちょっとした環境変化で収入が激減するリスクがあります。
一方、Bさんのケースはサラリーマンとして平均的に稼げれば何とかなります。
少なくとも、ブログ・YouTubeなどで年間200万円稼ぐほどの
努力・才能が必要とは思えないのでは?と思います。
もっとも、ノマドワーカーとしてサラリーマンと同じ400万円が稼げれば!
というのはごもっともな話ではありますが、
ハードルはさらに上がります。
サラリーマン ⇒ セミリタイアライフも悪くはない
サラリーマン生活は基本的にはしんどいことのが多いですが、
人生の前半は苦労して、後半は人生を楽しむ...
最初からそう考えて割りければそれほど悪いものではないかもしれません。
上記の例では、25年間サラリーマンとして働いて、
残りの25年間はセミリタイア生活を謳歌する!というものです。
「25年間もサラリーマンとして働きたくない!」
という気持ちは分かりますが、
ここでノマドワーカーやフリーランスへと舵を切って、
生活できなくなるリスクや労働時間がかえって増えるといったリスクを考慮すると、
ある程度の期間、サラリーマンとして働くのもやむなし!
という割り切りもできるのでは?と思います。
特別な才能もなく特別な努力をしなくても、
サラリーマンからセミリタイアというルートは実現可能性が高いです。
一方のノマドワーカーとしてそこそこ自立するのは結構大変では?
そんな風に思います。
「ノマド的生き方に憧れるが自分には無理そうだ...」
そんな考えの方は、「サラリーマンからセミリタイア」
そういう流れも選択肢に入れても良いかもしれません。
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