2019年9月24日火曜日

仕事の分類 ② 勉強になる仕事とならない仕事

勉強したからと言って必ずしも報われない


「社会人の『平日』の平均勉強時間は6分」という衝撃的な統計があります。
元ネタは平成28年社会生活基本調査から来ているのですが、
このことは、すべての日本人が6分程度しか勉強しないのではなく、
勉強する人はそこそこするけど、
ほとんどの人は勉強時間が0という事を意味するかと思います。

この統計を見て、全然勉強しない社会人ばかりでけしからん!とか、
勉強しない人は収入が伸びない!とかいう人がいますが、
個人的にはこれはちょっと違うと思います。

まず、「仕事そのものが勉強になる」というタイプの仕事に従事している人は、
改めて勉強なんかしても、日々仕事に励んでいれば勉強していると言えます。

座学の勉強なんかよりも、仕事そのものがずっと勉強になるし、
サラリーマンとしてのスキル・付加価値もアップしていきます。

問題は「仕事そのものがまるで勉強にならない」というタイプです。
付加価値の低い仕事で特別なスキルが要求されない仕事がこれにあたります。

このような仕事が嫌であるならば、
勉強してこの境遇から抜け出すことが必要かもしれませんが、
前述のタイプとは異なり、基本的には異職種への転身になるので、
「実務経験」という壁が立ちはだかります。

ここでは座学で勉強したことがどこまで社会的に評価されるのか?
ここがポイントとなるわけですが、
「〇〇の資格をとりました」程度では、
「実務経験〇年」と言った人には勝てないケースが多々あります。

社会人の待遇は配属でほとんど決まる


サラリーマン生活を振り返ってつくづく思うのは、
サラリーマンとしての付加価値は一義的には配属先で決まるかと...

私も低付加価値の配属から抜け出そうとそれなりに勉強した時期もありますが、
努力に見合ったリターンがあったかというと極めて疑問です。

今さら本気で後悔しているわけではありませんが、
勉強にならない仕事でも、仕事は仕事と割り切って蓄財に励み、
なるべく早くサラリーマンから脱出するという方向性のが良かったかな?
なんてことを思うこともあるわけです。

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