公的年金は破綻しない…安心してしっかり頼ろう
公的年金をどこまで信用するか?というのは、
早期退職後の資金計画を立案するに際して極めて重要かと思います。
FIRE後の資金繰りには公的年金を全くあてにしない人もいますが、
過度な心配は不要というのが以下の記事になります。
"「いまの若者は将来年金を受け取れないかもしれない」という人がいますが、年金の専門家のなかには同様の危惧をする人がほとんどいませんので、過度な懸念は不要です。筆者としては、現役世代の定年が延長されるに従って、現役世代が年金を支払う年数が延びていくだろうと考えていますし、政府も「年金を支払わないと生活保護の申請が増えて財政が一層厳しくなるので、なにを差し置いても年金だけはしっかり払わなければ」と判断せざるを得ない、と考えています。” (引用元) 日本国民、インフレリスク・長生きリスクに戦々恐々…老後生活の頼みの綱「公的年金」、どこまで頼れるか?【経済評論家が解説】"
私はこの筆者ほどは年金を信頼していない部分もありますが、
基本的な考え方は同意できる部分があります。
年金は払いませんが生活保護費は払います??
私がないと思うシチュエーションは以下のようなものです。
”年金は破綻したので年金は一切払いません!
ただ、それで生活に困った方!
安心してください!生活保護費は今まで通り満額支払います!”
こんなことが起こるようなら、
今の財務省解体デモを遥かに上回る規模の国民運動が起こるのでは?
また、流石にこんなことする政権はすぐに崩壊するでしょうから、
そこまでの心配は不要かと思います。
年金減額リスクは考慮すべき!
また、記事では、
”公的年金はどれだけ長生きしても最後までしっかり支払ってもらえますし、インフレが来て生活費が嵩むようになると、原則としてその分だけ支給額が増えるのです”
と書いてありますが、長生きリスクについてはともかく、
インフレに完全対応するかどうかは疑わしいところですね。
多くのセミリタイア生活者は、
年金カットというリスクも含めて、
2~3割程度の実質年金目減りを想定しているように思えます。
私は70歳の繰下げ受給を前提に資金繰りを組んでいます。
年金・生活保護もでない世界で生活できるの?
まあそうは言っても、年金も生活保護も信用しない人はいるでしょう。
ただ、年金も生活保護もでない世界が到来したなら、
そんな国では多少の資産があったところでは普通に生活できないのでは?
数億円規模の資産があるのなら海外移住とかもありえますが、
私はそこまでして生き延びようとは思わないと言ったところです。
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