2025年3月21日金曜日

窓際FIREはお勧めできない ③ サイドFIREより窓際FIREというケース

窓際FIREになったらそれを活かす!


前項では窓際FIREなど狙ってなれるものではない!
という内容の話をさせて頂きました。

しかしながら、意図せず窓際FIREに近い状態になる可能性はあり、
また、その状態が退職間際の状態であるなら、
それを活かすという考え方もあるかと思います。

サイドFIREより窓際FIRE


例えば、40歳で資産が3千万円に到達、
今後は月5万円程度のバイトをしながらサイドFIRE生活に入ろう!
という人がいたとします。

この方がさあ会社を辞めるぞ!というタイミングで、
とんでもなく暇な部署に異動が決まったとします。

仮にこの方の年収が6百万円とすると、
以下の2つの選択肢があるかと思います。
(税金はとりあえず無視)

① 計画通り退職
 → 時給1,000円で働くとして、月5万円稼ぐと月50時間の労働、
   これを40歳から60歳まで続けるとして、1,200万円バイトで稼ぐ

② 退職を2年遅らせる
 → 年収6百万円 × 2 = 1,200万円余計に稼いでからFIRE

月50時間というのは結構な時間を取られるし、
そもそも安定的にストレスのない仕事が20年間キープできる保証はありません。

それだったら、今までの早期退職したくなる労働環境と変わって、
仕事が楽なことがある程度確定しているのであれば、
サイドFIRE的に働くよりは窓際FIRE的な働き方の方が良いとは思います。

もちろん、完全FIREできるだけの資産があれば、
窓際FIREなど考慮する必要はないとは思いますが...

私も晩年は窓際FIRE的に働いた


私もサラリーマンの最晩年については、
窓際FIREとまではいえないかもしれないものの、
相当仕事量は減っていたことにより、
予定より数年退職を遅らせて資産を積み上げました。

その結果、サイドFIRE的に働く必要がなくなったので、
結果的には良かったのではないかと思います。

ただこの状態になったのは偶々です。
簡単に説明致しますと、組織再編が計画より遅れたことにより、
私のカバーする仕事の範囲が数年間に渡り狭くなったのです。
その後、仕事が忙しくなりそうなタイミングで躊躇なく辞めることとなりました。

それでは、窓際FIRE的に働いた期間は本当に仕事が楽だったか?
精神的にはそれほどでもありませんでしたね。

私は仕事が忙しくなりそうだったので辞めたと申し上げましたが、
忙しくなくても限界には近づいていたので、
どのみち同じようなタイミングで辞めていたとは思います。

次項ではこの辺りの窓際FIREの辛さについて述べたいと思います。

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