創作記事では?という疑問
昨日紹介致しました記事のコメント欄を見ますと、
「作り話ではないか?」
という疑問を述べる方がいらっしゃいました。
4千万円レベルの資産で月40万円消費、
しかも節約しないなどというのは、
あまりに無計画過ぎるからです。
もちろん、この話が本当なのか作り話なのか?
はたまた、本当の話に若干のアレンジを加えたものなのか?
この辺は読者が知ることは不可能だとは思いますが、
私のFIRE経験から最も違和感のある文言は以下の箇所です。
"当初は十分な睡眠時間が取れて自由に散歩もできる日々に満足していた木村さん。しかし、それは最初だけでした。元々仕事一筋でプライベートを犠牲にしてきた木村さんに、趣味はありません。友人はもちろん現役で働いているので、木村さんと会う機会は限られています。” (引用元) もう疲れたよ…。仕事の重責に耐えかねた54歳エリートサラリーマンが「早期退職すれば3,000万円」の募集に飛びついた結果、半年で大後悔したワケ【FPの助言】"
「趣味がないので暇」「一緒に遊べる友人がいない」
だから、早期退職を後悔というのは、
いかにも早期退職を真剣に考えたことのない発想のように思えるからです。
趣味がないと暇か?
散歩も飽きたし、趣味がないと暇でやることがない...
これと似た話は「FIRE卒業」を宣言されている方からも聞くことはあります。
特にこの方は、早期退職募集の告知を見てあっさりと早期退職を決意、
FIREへの準備期間も少ないことから、
同じような感情を持ったとしてとしても不思議はないと思われます。
しかしながらこの方は、
”心身ともにプレッシャーも大きく、すっかり疲弊していました”
とあるように、仕事に対しては非常にネガティブな気持ちを持ったまま、
本当に仕事はもううんざりという感じで退職しています。
そんな方が、たった半年でやることがないとか趣味がないとか言うのか?
私の経験上からは、最初の半年とか1年くらいは、
仕事しなくて良い、会社に行かなくて良い、
これだけで幸せをかみ締める期間でした。
友人などもともとそんなに会わない
また、友人との時間というのも、
もともとサラリーマン同志だったころから、
そんなに頻繁に会うわけではありません。
むしろ、年に数回会う友人との飲み会を楽しみにしていたが、
仕事の都合でドタキャンなんてのは、
サラリーマンなら結構経験していることかと思います。
早期退職後は、このような緊急の用事が入ることもなく、
友人との飲み会は皆勤賞も可能、
また、自分が暇なのを友人も知っているので、
突然の誘いなどの機会もあったりして、
友人と会う機会は微増くらいになるのではないかと思います。
趣味はあった方が良いがマストではない
まあ、早期退職後に楽しめる趣味というのは、
確かにあった方が良いかと思います。
ただそれがないとFIREは失敗するのか?
というと、必ずしもそうではない気がします。
私は最初の半年とか1年とかは、
仕事をしなくて良いだけで幸せと述べましたが、
ある意味、それが今までも継続していると言えます。
好きな時に旅行に行けるとか、
好きな本を好きなだけ読めるとか、
これは確かに素晴らしいことではありますが、
結局、嫌~な仕事をしなくて良い事より素晴らしいか?
それは違うかな?というのが結論です。
なので、趣味がないとFIREは失敗!みたいな決めつけは、
あまりよろしくないのでは?と思う次第です。
時間は十分にあるけど暇と感じたことはありません。自炊、買い物、ネットサーフィン、勉強とすることはあるので。友人がいないのはありますが、仕事だけで付き合ってきた人とはいい友人にはなかなかなれないし、仕事以外で友人を探すのが重要なのでそれをするしかないです。
返信削除時間は十分あるけど暇ではない!というのは私も実感するところです。サラリーマン時代は普段の生活全般に手を抜いていたので、リタイアしたらある程度暇を感じると思っていたのだろうと思っています。色々ときちんとすると時間はすぐなくなるといったところです。
削除ですわよねー。設定の方(すでに作り話として進行)は、会社で疲弊しまくって退職されている訳ですから、「散歩に飽きて仕事に戻りたい」では、別の症候群を疑います。
返信削除個人差はあるとは思いますが、会社で疲弊していたら、半年くらいでまた仕事したい!とはならないのではないか?また、そもそも散歩くらいしかすることないというのも、そんなわけないと思いますね。
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