2024年10月15日火曜日

ずっと事務職だったので50代で肉体労働は嫌!はわがままなのか?

人手不足なのに高齢者は雇わない


私自身がセミリタイアを選択した理由の一つが、
50~60代だと新しい会社でもう一旗揚げよう!
なんてのが日本社会ではほぼ無理だからというのがありました。

まさにその理由で苦労されている方の記事がありました。

"「人手不足倒産って言っても、働きたい50代60代は雇ってくれず、20代30代を求めてるからじゃない?日本だと何をするにも年齢制限があって、応募しても弾かれる。」” (引用元) 「人手不足倒産って言っても…」働きたい50代60代は雇ってくれない!アラフィフ女子の嘆きに共感する声「人手不足という割に人手を選んでいるという矛盾」"
人出不足なのに高齢者は頑なに雇わない、
それで会社は倒産とは何かの冗談のようですね。

求人であるのは清掃、介護、警備だけ


更に記事内で気になった記述がこちらです。

”また50代60代求人で検索すると、上がってくる仕事は清掃、介護、警備がほとんどです。今まで事務職をしてきた人間にいきなり体を使う仕事をやらせ、体が痛い、と言うのはわがままでしょうか…”
恐らく、多くの人が「わがまま」と思うのでしょうね...
また、わがままと思わないまでも、
「仕方がない」くらいにしか思わない気がします。

ただ、スキルを持つ高齢者をその分野で活かさず、
単純労働に従事されるというのは社会的にも損失でしょう。

若い人を雇って長く働いてもらいたいという企業の考えもわからんではないですが、
そもそも、若い人を雇ったところで長く働く保証もなく、
また、教えればそれなりのスキルを身に着けるという保証もありません。

しかもその若い人もある程度の年齢になったらクビにしようとするわけで、
日本社会はとんでもない悪循環に陥っている気がします。

準備が必要だっとは言えるかもしれない...


ただあえて苦言を呈するとすれば、
50~60代になったら職を得るのは厳しいことはわかっていたはずでは?
という点があります。

なので、30~40代で正社員の地位に滑り込んでおき、
とりあえずは会社にしがみつくとか、
50代までにはセミリタイア生活に入れる資産を築いておくか、
何らかの手を打つべきだったとは言えるかもしれませんね。

4 件のコメント:

  1. アメリカでは50代になるとほとんどの人が給料が下がりリストラにも頻繁に巻き込まれるという状態になるので、それに備えていないのが負け組という感覚があります。アメリカ人が資産の8割近くを投資に回しているのは資産を作らないと中高年になってから悲惨になると多くの人々が思っているからです。

    今の日本は人手不足ではなく若手奴隷不足なので、社会が経済的にクラッシュしてリセットがかからないと中高年が楽に働ける社会にならないと思います。

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    1. 日本もアメリカ並みに資産のない50代は悲惨な時代が既に来ている感じがします。中高年の労働については、個人的な予想では、当面は楽に働ける社会などきそうもないと思っています。

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  2. 40代以降の仕事探しにおいて、一般的検索やしごとセンターでの紹介をざざっと見る限りにおいては出てくる求人は限られますわよね。実際には、介護分野であれば高度事務職手薄のまとも施設もありますし、比較的ニッチ分野(財団研究者のオフィスとか)も人手不足。おっしゃるとおり、中途半端にのんびりしていてチャンスを逃しているようにも見えます。

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    1. 40代以降でも仕事はあるけどなかなかマッチしないということでしょうね。積極的に動けばチャンスが出てくるということかもしれません。

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