引く手あまたの資格?
「セカンドキャリアの武器となる資格」という見出しに惹かれて読むと、
それは「日本語教員」の資格だそうです。
何でも、就労する外国人は増加する一方、
日本語教員は足りていないとのこと。
ただ、その待遇を見てみると、ちょっとどうなのか?
と思ってしまいました。
"「取得から65歳までは、日本語学校に常勤で働いて、月給は手取りで20万円程度でした。ただ、フルタイムで週休2日制の勤務はそれなりに忙しかったので、年金受給が始まる65歳になったタイミングでフリーの日本語教員として独立し、自宅にいながらオンライン授業をするスタイルに切り替えた。月収は10万円以下になりましたが、体力的な負担はかなり減って楽しく働いています」” (引用元) 【セカンドキャリアの武器となる資格】外国人材の受け入れ拡大で「日本語教員」が引く手数多 「登録日本語教員」の資格取得で月20万円以上稼ぐ人も"
資格取得で月20万円というから、
パートタイム的に働いて月20万円かと思ったら、
フルタイム勤務の週休2日で20万円と聞いてビックリです。
居酒屋のバイトの方が高給?
日本語教師の実労働時間というのはちょっとわかりませんが、
授業の準備なども含めると結構な時間になるのではないかと思います。
それで月20万円というのはどうなんでしょうかね?
例えば、今では居酒屋のスタッフでも場所によっては
時給1500円くらい貰えるところがあります。
ここで週休2日、1日7時間働くと、
1500円 × 5日 × 4週 × 7時間 = 21万円
となり、同じくらいは稼げます。
まあ、居酒屋のスタッフの方が重労働かもしれませんが、
資格取得の勉強などは必要ありません。
やはりセカンドキャリアより断然FIRE
記事では、「月20万円も稼げる資格!」みたいな取り上げ方ですが、
定年後のセカンドキャリアだとフルタイムで働いて20万円で高給なんでしょうか?
だとすると、やはり年齢がネックで稼げなくなる前に、
仕事を辞めても生きていける資産形成が大事だな~
というのを実感致します。
やはりセカンドキャリアでどうやって食い扶持を稼ぐかを考えるよりも、
FIREで月20万円のキャッシュフローを確保することを考えた方が良いのでは?
というのが、この記事を読んでの率直な感想ですね。
メディアに出てくるセカンドキャリアって、大抵はやりがいがあるけど給料は低いですよね。遊び同然で楽しく働けているのなら良いでしょうが、今働いている高齢者は、金のため嫌な仕事を我慢して働いているのが多い気がします。
返信削除私はセカンドキャリアがやりがいがあるというのもアヤシイものだと思っていますが、給料が低いのは間違いところですね。ご指摘の通り、働いている高齢者は嫌々働いている人が大半ですので、本当に高齢で働きたくないなら、それなりの準備が必要というのを実感致します。
削除趣味的ボランティアですわよねぇ。おっしゃるようにパートタイムでしたら金額的にも理解できますが、常勤週休2日となりますと保険関係はフルカバーされての手取りということでしょうか。
返信削除手取りというから保険関係はカバーされているのでしょうが、かなりボランティア的色彩が強いように思えます。お金が十分でもその仕事をするのか?この辺はもう少し深く聞いてみたい気が致します。
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