2024年10月4日金曜日

日本の企業文化が多少変わったところでFIRE志望者が減少するとは思えない

JTCの企業文化は改善しているのか?


労働力不足改善の為にFIRE希望者を増やさないにはどうしたらよいか?
賃金上昇はその解決策の一つとなりえますがそれだけではダメ!
労働環境の改善がキーとなる主張が以下の記事です。

" JTC、すなわち伝統的な日本企業におけるサラリーマン文化は、特に若い世代にとっては、不可解・不愉快なものが多いと言われる。筆者自身(30代後半)も、若い頃(20代前半~半ば)を振り返ると、会社では不可解・不愉快なことが実に多かった印象である。もちろん当時と今とではコンプラやハラスメントに対する意識が大きく変化しているし、そうしたもとで日本企業の企業文化も当時よりは改善していると思うが、それでもなお、外資系企業などではみられない「謎文化」が日本企業に多く残されているのも事実であろう。” (引用元) もう働きたくない…日本で「おひとりさまFIRE」が止まらないシンプルな理由"
記事では、

”企業文化・労働環境を改善することは全ての企業にとって可能なはずである”

とも言っていますが、どうでしょうかね?

企業文化の改善は可能か?


確かに、私がサラリーマン生活をスタートさせた三十数年前に比べれば、
残業時間が減るとか、大声で怒鳴るなどの明らかなパワハラは減りました。
これだけ見ると、労働環境は改善したかに見えます。

ただし、残業がないことになっているので家で仕事をするとか、
大声で怒鳴らないだけで言っていることはパワハラそのものだったりとか、
正直、あまり労働環境が改善してきているという実感はありません。

結局のところ、厳しい上下関係であるとか、
会社内の一体感を強要するみたいなものについては、
従前と変わらないどころか厳しくなっている感じで、
少なくとも、企業文化的なものが良い方向へ変わったとは私には思えません。

これからも企業は、変わったアピールをしてくると思いますが、
根っこの精神みたいなものは変わらない気がしますね。

そもそも組織で働くの嫌だからFIRE


まあ、そもそも論で言ってしまえば、
組織で働くのが嫌だからFIREという側面があります。

だったら、起業とか独立しろ!という声もありますが、
弱小フリーランスなど部下より下の扱いを受けるリスクが高いです。

また、週5日働くとかがそもそもしんどい!みたいな話もあるわけで、
企業文化・労働環境が多少改善したところで、
FIREへの流れを止めるのは限界はあるだろうと思いますね...

2 件のコメント:

  1. 何が正解なのかわからんよね。そういう文化だったころは世界一の企業がごろごろいたわけで。何かが良くなればなにか悪くなるわけで、自分にとって天国は他人にとっては地獄かもしれんし。それぞれが合うところを見つけるしかないんだろうな

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    1. 私的には全然合わない方向へJTCが向かっているという感じですね。ただ、愛社精神を持っている人も結構いましたので、確かに私にとっては地獄の企業でも、天国のように感じていた人は多かったと思います。

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