2024年2月26日月曜日

3連休考察 ② セミリタイアしなかったら、旅行に行かなかなったのは大損!という発想

「旅行にでも行けば良かった」となるリスク


前項でも述べました通り、私はセミリタイアを本格的に目指してからは、
3連休中に2泊3日の旅行に行く機会は激減しました。

実際にセミリタイアした今となっては、
この節約には意味はあったと思います。

と言いますのも、この節約はセミリタイア資金構築に大きく貢献しましたし、
また、平日の閑散期に旅行できる今となっては、
3連休の繁忙期に行くより大幅に安い費用で旅行で行けるとともに、
行きたければ4泊5日でも5泊6日の日程でも行くことができます。

ただし、これはあくまでも、
実際にセミリタイアしたから言えることだと思います。

もしもセミリタイアしていなかったら...


仮に私が30歳で本格的にセミリタイアを目指し節約生活に入り、
50歳で早期退職をすることを計画するとします。

ただ諸々の理由で50歳になった時点でセミリタイアを断念したとすると、
20年間の節約は何だったんだ...という事になりかねません。

セミリタイアを考えなければ、
年に4回程度旅行に行けていたとすれば、
旅行回数は80回にも及びます。

仮に1回の旅行費用を5万円と仮定すると、
節約できた費用は400万円となります。

400万円はセミリタイア資金・費用の一部と考えれば大きいですが、
65歳まで働くケースを考えてみたら、
それ程ではないのでは?と思います。

旅行に行けば良かった...とならないか?


50歳で会社を辞めるつもりが65歳まで働くとなると、
退職金や年金受給額は結構な額が増えるので、
上記400万円の価値は相対的に下がるかと思います。

その場合、30~40代の若く身体が動く時代、
また、ストレスから気分転換が重要だった時代に、
3ヵ月に1回くらいの旅行というのは、
400万円以上の価値があったのでは?
と私なんかは思ってしまいますね。

この辺りの発想というか考え方というのは、
40代くらいになってから、
「絶対に早期退職する」
「早期退職しなければ今までの節約が大損になる」
という考えを強くしたという側面はあります。

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