億単位の資産でも食費は月1万円の背景
億単位の資産を手にしてFIREした人の中でも、
食費は月1万円程度に抑えている人もいらっしゃいます。
彼らに比較的共通してみられる言動として、
・無理して節約はしていない
・食にそれほど興味はない
といったことが挙げられるように思います。
この言葉に嘘偽りはないと思うのですが、
この言葉を発する背景は人によって微妙に異なると思います。
寿司を例にとって考える
このことを考える為に寿司を例にとって考えてみたいと思います。
私は寿司を食べよう!と思う場合、
寿司屋のカテゴリーを以下の5つに分けて考えます。
① スーパーの寿司 (500円~1,000円)
② 回転寿司 (1,000円~2,000円)
③ 地元の寿司屋 (3,000円~5,000円)
④ 高級寿司屋 (10,000円~30,000円)
⑤ 超高級寿司屋 (数万円?~ )
私のスタンスというのは、お金があれば④に行きたいな~というものです。
ただ実際は、懐具合を考慮して②か③かといったところになります。
①だったら、寿司ではなくて違うものを食べるかな?
⑤は行ったことがないので未知の世界...
お金があるのにスーパーの寿司の理由
さて、ここで、数億円の資産があって、
毎日でも高級寿司屋に行っても問題ない人が、
スーパーの寿司を愛用しているとして、
その理由を考えると以下のことが考えられます。
A: スーパーの寿司の方が高級寿司より口にあう
B: スーパーの寿司も高級寿司も味に差がないと思う
C: そりゃ高級寿司のが旨いがコスパが悪いと思う
D: 高級寿司など食べたことがない
→ スーパーの寿司で十分旨いのになぜ余計な金を払うのか??
AとBが理由なら何の問題もないかと思います。
しかしながら、CとDだと若干問題があるかもしれません。
Cのコスパ重視は理解はできますが、
お金があるなら良いモノを食べた方がQOLは上がると思います。
コスパを考え過ぎると永遠に節約生活から抜け出せず、
晩年になってもっとお金を使えば良かった...となるかもしれないです。
そして、意外とあるかもしれないと私が睨んでいるのがDのパターンです。
極端な節約生活を経てFIREを達成した場合、
そもそも高級な食事など10年以上したことがないが、
それが普通なので別に良いモノ食べたいとか思わないよ...
というケースもあるんじゃないですかね?
このパターンの方が、ちょっと良いモノを食べてみたら、
生活スタイルがガラリと変わる可能性もあるかもしれません。
この辺りの分析が正しいと仮定すると、
お金があって節約している人には、
贅沢してもQOLが全然上がらない人、
贅沢したら実はQOLが爆上げする人の2種類がいるんじゃないでしょうかね?
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うちの場合、外出できない両親が待っているので、私が数駅先の角上魚類で買ってくるのが一番の贅沢寿司になります。いい寿司屋だと自宅へ配達はしてくれないですからね。
返信削除うちの近所にもテイクアウトの名店があれば...なんですが、隣町とかに行くともっと色々ありそうです。
削除あげていただいている③④のみを鮨店(階級別)、⑤は料理屋認識(最近は客層が悪くて行かない)、②回転寿司は地方で店舗限定、①論外と認識してきた私。④も個人店かホテル出店であれば、ケータリングやお持ち帰りをお願いしています。あのコロナ封鎖で、老舗もお持ち帰りに力を入れてくれた結果、かなり良いチョイスが格安で可能となりました。武漢肺炎騒ぎにおけるほぼ唯一の光です。
返信削除高級寿司の持ち帰りは試してみたいですね。店舗内だと落ち着かないケースもありますので...
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