2024年2月27日火曜日

またも40歳以上が標的!オムロンの人員削減のニュースを見て思った事

オムロンが構造改革で約2000人を削減


超有名企業のオムロンで人員削減のニュースが入ってきました。

"オムロンは26日、収益力改善に向けた構造改革計画を策定し、総人件費の適正化のため国内外で約2000人を削減すると発表した。国内ではグループで1000人程度の希望退職者を募る。7月20日時点で勤続3年以上かつ40歳以上の正社員などを対象とする。オムロングループの2023年3月末の従業員数は2万8034人(うち国内9988人)だった。" (引用元) オムロン、国内外で約2000人削減 構造改革で"
国内人員の1万人のうち1千人を削減というから単純に考えれば10%。
しかしながら対象は40歳以上の正社員というということは、
その年代に限れば20%以上かもしれません。

人員削減を「総人件費の適正化」と表現


それにしても、経営が苦しくなったから人員削減をするであろうというのに、
”総人件費の適正化のため”などという表現を使うのは、
物は言いようという感じですね。

また、Yahoo!ファイナンスでオムロンの会社情報を見てみると、
平均年齢は45.5歳、平均年収は8,980千円となっています。

転職で同水準の給与がキープできる人はどのくらいいるのでしょうかね?

まあ、普通に考えれば、そういった能力のある方から辞めていくでしょうから、
総人件費は最適化されるのかもしれませんが、
能力的な人員構成は最適化からは程遠いことになるのでは?
という疑念がぬぐえない感じです。

またもや40代以上がターゲット


今回の人員削減の対象も40代以上ですね。

これから給料が本格的に上がる時期で、
なおかつ、子供とかにもお金がかかる時期にリストラとは、
この手のニュースは何度聞いても理不尽としか言いようがないです。

オムロンのような一流企業でもこれですから、
これからの人生設計は40代でリストラされる前提で考える必要がありそうです。

となるとやはり、40歳くらいまでに経済的自由を確立しておくことが、
サラリーマンにとって意味のある行動だというのを改めて確信しますね。

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4 件のコメント:

  1. オムロンは昔から自分達の力がなくなることに対する危機感は持っていました。10年前に発表会で、10年後には自分たちの技術は陳腐化し中国メーカーにしてやられるって言ってたのを覚えています。

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    1. 危機感をお持ちだったのに、その通りになったというわけですかね?経営の難しさを改めて感じます。

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  2. おそらくバブル採用組の50代がターゲット。40代は採用が少ないのであまりいないのが日本の会社の社員構成ですね。

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    1. 確かにそうですね。会社としては、まさに私と同年代に最も辞めてもらいたいと思っているでしょう。

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