早期退職する直前の5年間
私が早期退職する直前の5年間というのは、
いつ会社を辞めても良いかな?
という状況になってはいました。
区切りの良いところで辞めるか、
自分が会社員の生活に我慢できなくなったら辞めるか、
そんな感じでしたが、
結果的には両者のミックスのようなタイミングで辞めることになりました。
この状況というのは、ある程度の資産があるのでいつでも辞められる、
そんな感じのマインドだったと言えます。
FIRE後に再就職と似ているが...
この状況と似ていると言えなくもないのが、
FIRE生活に飽きて再就職するという場合です。
FIRE卒業でも失敗でも呼び名はどちらでも良いですが、
持っている資産が減ったわけでもないのに、
孤独や退屈に耐えかねて再就職する場合、
経済的には「いつでも会社は辞められる」
という状況での再就職になります。
再就職する本人にとってみれば気持ちが楽な部分がある反面、
採用する側にとってみれば、
いつでも会社を辞められるというマインドで就職されても困る!
と考えるでしょうね。
正社員だっていつ辞めても良いはず...
しかしながら、お金があろうがなかろうが、
正社員だってパート同様、本来はいつでも辞めて良いはずです。
社員が辞めるという事は、会社にそれだけの魅力がないわけで、
まずはそこのところを会社が反省すべきではないか?
辞めるのはケシカランというのはちょっと違うかと思います。
私も随分と長い間、「雇ってやっている」みたいに言われ続けてきたので、
この辺の会社の傲慢な考え方には賛同しかねますので、
いつ辞めても良いというマインドでの再就職は特別悪いと思いませんね。
そもそも、雇用の流動化が進んでいけば、
よりより条件の会社に移るのが当たり前になるわけですから、
いつでも辞めてやる(お金があるから)と、
いつでも辞めてやる(実力があるので転職先がいくらでもある)
の違いだけとも言えます。
それでも面接での嘘なダメ!
とは言うものの、最初から1年で辞めるつもりなのに、
「御社に骨を埋めるつもりで働きます」
とか面接で言うのはちょっと反則かとは思います。
まあ、それ以上に、1年間とか仕事のブランクがある人が、
理想的な仕事に巡り合えるか?
ちょっとその辺に根本的な疑問はありますが...
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30代ならまだしも、FIREに失敗した中高年が正社員に戻るなんて事は、よほど能力がある人でないと相当に難しいと思います。
返信削除結果的に派遣や契約社員、パートなどになりますので、いつでも会社を辞められるというマインドでも問題ないんじゃないでしょうか?
基本的にはご指摘の通りと思いますが、特殊な能力があるのか交友関係が広いのか、時々、頼まれて再就職したみたいな話を聞きます。知り合い経由の仕事とかだと、その点で辞めにくいというのもあるかと思います。
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