2022年12月24日土曜日

【体力低下で自由時間減少】50歳でセミリタイアした理由はここにもある

定時終わりでも自由時間は確保できない


これまで定時帰りで楽をしていたという友人が、
異動でそこそこ忙しい部署に移って、
体力的にきついという話を聞きました。

私のサラリーマン生活の晩年の一時期ですが、
私も定時で帰れることが続くという時期もありました。

午前9時から午後5時半という拘束時間に加えて、
自宅から会社までの所要時間を1時間としますと、
午前8時から午後6時半を除くと自由時間ということが言えます。

しかしながら、40代を過ぎて体力低下した身になってみると、
人生を楽しめるだけの自由時間は確保できていなかった!
ということが言えます。

楽しめる時間は限定的


まず朝の時間帯ですが、私は朝の体調はすこぶる悪いので、
6時には起きて、水分を断続的に補給したりシャワーを浴びたりして、
仕事に向けての体調を整える必要がありました。
この時間はとてもではありませんが、楽しめる自由時間とは程遠いものでした。

仕事時間が楽しめないのは言わずもがなですが、
仕事が終われば楽しめるのか?と言えばそうでもありません。

確かに、酒でも飲みながら動画でも見ている時間というのは、
それなりに楽しかったという部分はありますが、
それ以降は疲れて何もする気がおきない...というのが一般的です。

となると、定時帰りができたところで、
せいぜい1日1~2時間程度のホッとする時間ができる程度...
そんなところかと思います。

ただ、これは定時帰りというサラリーマンのベストシナリオであって、
仕事終わりが午後8時とかになるだけで、
その日は「あとは寝るだけ」ということになってしまいますので、
1~2時間の自由時間すら実質的には確保できないことになります。

私に体力があれば...


私に体力があって、気持ちの切り替えが早い性格であったならば、
午後7時から深夜0時までの5時間くらいみっちりと自由時間を楽しんで、
仕事はツマラナイなりに充実した生活を過ごせていたかもしれませんが、
自分には無理だったと言わざるをえないですね。

生涯現役派の方々についてですが、
この辺りの体力低下の影響をどこまで考えているのか?

50過ぎても深夜まで残業がありうる職場の人など、
夜と土日は疲れをとるだけの時間になってしまうかも...
というリスクを考慮に入れているのか疑問に思います。

また、サイドFIRE系を目指す人についても、
疲れを回復させる時間を軽視しているかも?
という人が結構多いですね。

例えば、週3日働くとしても、
あとの4日は元気に何の疲れもなく動けるのか?
というと、40~50代以降は難しい気がします。

まあ、体力は個人差が大きいですから、
そんな心配はいらないという人も多いかとは思いますが、
体力低下は実際に来てみないとわからない部分が大きいので、
ちょっと頭の片隅くらいにおいておいても良い気はしますね。


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2 件のコメント:

  1. 50才の時片道1時間半かけて都心に出勤していましたが、体力的に非常にきつかったです。ただ、それを同僚、友達に言ってもピンと来ないようでした。その後地方に転勤となり、ここ2年はテレワークで楽をしていたためもう都心への通勤は体力的にきついですね。私は持病もあるので無理は出来ない。今年リストラされて仕事を探していましたが、ふとフルタイムでの勤務は体力的に無理だと思い、FIREに舵を切りました。どのみちこの年、キャリアでは楽でいい仕事は見つからないですし。

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    1. 通勤で3時間も潰れるのであれば、それだけで十分な退職理由になりますね。通勤の大変さについては、全く苦痛に感じてない人(それが当たり前と思っている...)やずっと地方勤務の人には理解されないケースが多いのでやっかいです。

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