2022年12月10日土曜日

充実の50代セミリタイア生活 ~ 私はサラリーマンの50代の苦境を想定していた ~

苦境の50代 ~ 幸運なのはごく一部 ~


昨日はサラリーマンが50代になると、
また新しいキャリアがスタートする、
それは結構厳しいものになるのでは?という類の話を致しました。

その内容にちょっと言葉足らずな部分がありましたので、
ちょっと補足的に本項を記載したいと思います。

実際問題としてですが、50代の様々な方々に話を聞いてみると、
苦戦している人のが圧倒的に多い印象で、
幸運なのはごく一部ですかね?

ただ、その幸運な人の中には破格の待遇を得ている人もいたりして、
格差社会というのが非常な説得力を持つ感じです。

想定以上の待遇悪化


私の50代はほぼセミリタイア生活となっており、
サラリーマンとしての50代の苦境は回避することができました。
このことは、同世代の人の話を聞くたびに実感することでもあります。

私の場合、30代半ば過ぎには、サラリーマンを継続していたら、
恐らく不幸になるであろうということは容易に予測できたので、
セミリタイアへの準備に入れたわけです。

実際に40代後半には想定以上に職場環境が悪化、
私の待遇も低空飛行が続き、悪い意味で予想が的中、
躊躇することなく早期退職することができました。

50代の苦境を想定していれば...


現実問題として、既婚で既に住宅ローンを65歳まで組んでいるとか、
子供が成人するのが60歳を超えているとかであれば、
50代でセミリタイア生活という選択肢がないのは理解できます。

ただ、こういった方々の中には、
50歳でリストラ対象になるとか、出向して給料が半分になるとか、
そういった事態を想定していなかった人もいらっしゃいます。

もし、50代以降に訪れる苦境を想定したならば、
30~40代で違う人生の選択肢もありえたかもしれないのでは?
ということをしみじみと考えてしまいました。


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4 件のコメント:

  1. 未来がどうなるかなんて誰にも分からないです。
    私は電機メーカーのエンジニアでしたが、30代の時はまさか日本のお家芸だった電機産業がこれほど衰退するとは思ってもいませんでした。
    それに、昔は年功序列で中高年でもそれなりの待遇があり、団塊の世代などは50代でも今ほど扱いが悪くなかったと思います。
    これらはあくまで結果論なので、今の若者に「君が中高年になったらこうなる」とは言えませんが、50歳前後に何らかの転機が来るのは確かだと思います。

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    1. おっしゃる通り、未来を予測するのは不可能ですから、若者に対してどうこう言うことはできません。ただ、我々世代に比べて、将来に対するリスクはきっちり考えざるをえない環境ではないかとは思いますね。

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  2. 半導体業界に勤めていましたが、2000年前後から日本の半導体産業の凋落が始まり、50才前後の上司達が早期退職で次々に退職していきました。それを見ているからか、私の同僚は50代半ばで早期退職する人が多く、そのままリタイアしたり嘱託でちょっと働いたりしています。彼らに共通することとして無理な住宅ローンや子供の教育に浪費をせず堅実に貯蓄していることが挙げられます。私には、60過ぎまでのローンを組むような人達は従業員にやさしい業界にいた人達に思えます。

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    1. 60歳過ぎまでローンを組むような人の多くは、解雇をしない方針の会社であることが多いですね。おっしゃるように、私なんかがいた会社とはそもそも違う環境という印象があります。

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