FIRE批判者の言う「仕事」とは?
FIREに関しては定義が広がりすぎてごちゃごちゃしてきてはいますが、
いずれにしても、FIREに対して批判的な人は一定数存在します。
その中でも、仕事で成功している方の語るFIRE批判に対しては、
実際にFIREをしている身からすると違和感があることが多いです。
その違和感の正体についてうまく説明できないものかと考えまして、
叩き台として以下の表を作成してみました。
これは、自分にとっての「仕事をする生活」と「仕事をしないFIRE生活」を、
簡単に順位付けして、それぞれの達成難易度を考慮したものです。
FIRE批判者の多くは「成功者」
私の勝手な印象になるかもしれませんが、
FIRE批判者の多くは上記で①に位置している方々です。
そりゃ、私だってやりがいのある仕事で高給が貰えるのならば、
今から仕事に復帰することを考えないでもないですが、
難易度はめちゃくちゃ高いですし、
50代も半ば過ぎのおじさんには実質不可能です。
と言うより、私もそれなりに①を目指していた時期はあるのですが、
残念ながら無理だったということです。
当然ですが、こういった仕事の椅子は限りあるものなので、
努力すれば誰もが到達できるわけではありません。
この辺りについて、
「誰でも努力すれば希望が叶います!
だって凡人の私だってできたのですから!」
とか言うのは、ちょっとどうかな~と思うわけです。
FIREは次善の策とも言える
実際問題として、多くの人はやりがいのある仕事に辿りつけないでしょうから、
上記の表で言うところの、⑤ではなく、なるべく④に近い仕事で頑張って、
③のFIREを目指すというのも、人生の選択としてはありかと思います。
それなら難易度がグッと下がりますし、
私のとった戦略もこれに近いと言えます。
ただ、どこかのタイミングで希望の部署とかに異動出来ていれば、
②の「やりがいのある仕事 & 低給」で満足していたかもしれませんが、
実際にはそのような場面は私のサラリーマン生活では訪れませんでした。
ブラック職場は論外
とは言っても、サラリーマンである以上は上司は選べません。
どんなに理想的な仕事で高給を得たとしても、
ブラック上司がいたらすべてが台無しです。
それを上記表では⑥に表しています。
難易度は☆一つとしていますが、
どんな会社でもパワハラ上司はいるもので、
こういうのに当たる確率は残念ながら結構高いんじゃないかな~
というのを表しています。
そう考えると、本当にサラリーマンというのはリスクがあるな~
としみじみと思いますね。
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経験を活かす仕事をやりがいにしたいと思っても、そもそも中高年男性にデスクワークの働き口なんて皆無ですから、人手不足の仕事しか就けないのが現実です。
返信削除なのでセミリタイア後の働き方については、以前書かれていた駐輪場で働く年配男性のように、自分の仕事に対する捉え方を変える必要があると思います。
セミリタイア後に都合の良い仕事を見つけるのは、特殊な能力や資格でもない限り極めて困難だと思います。この辺りをじっくりと考えた結果、完全リタイアに近い形まで退職時期を遅らせた部分は私にはあります。
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