「FIRE」の先人のエピソード
本のタイトルも忘れてしまいましたが、
今思えば、これこそがFIREだよな～
ということで内容を時々思い出す本があります。
それは、どうやってお金を貯めたのか？ということについて、
4名程度の人を紹介する本だったのですが、
そのうちの一人が今で言うFIREなのです。
その人は、20代から給料のほとんどを投資に勤しみ、人付き合いもほぼせず、
時には株式市場暴落で1日で1,000万円以上損をして倒れたりしながらも、
億単位の資産を築くことに成功して、
最終的には40代（だったと思う）で南国（たぶんタイ）へ移住したというエピソードです。
この本を読んだのは恐らく20年くらい前ですが、
FIREなどという言葉のまだない時期、
このような生き方もあるのか！と興奮して読んだことを思い出します。
自分で語るか？人に聞かれるか？
この本と昨今のFIRE関連の情報発信と何が違うか？
内容的にそれ程大差がないように思えますが、
個人的には結構違うと思う点があります。
それは、昨今のFIRE関連情報というのは、
自分から進んでFIRE情報を発信するのに対して、
このケースでは編集者がどこかから見つけてきたお金のある人に、
どうやってお金を貯めたか？どういう生活をしているのか？
と言う話を聞くものです。
もちろん、昨今のFIRE関連情報だって、
プロ編集者がインタビューするものもありますが、
対象者は既にFIRE関連の情報を発信している人だったり、
「FIREしている人募集」みたいな人だったりします。
何が言いたいのかと言えば、
TwitterもブログもYouTubeもやらずに、
世間に知られることもなく黙ってFIREしている人達、
こういった人達の本音やリアルな生活、
実はこれって明らかになってないのかもしれない、
そして今思い描いているFIRE像とは結構違うかもしれない！という事です。
リアルなFIRE民は何も語らない？
ネット媒体でFIREを語る人で目立つ人はプロの物書きだったり、
FIRE民の中でもサイドFIRE的にそれなりに稼ぎのある人だったりして、
リアルに働きもしないし情報発信もしない人、
これらの人の意見は巷のFIRE情報に反映していないのではないか？
そんな疑念を持ちました。
もちろん、プロの物書きやセミプロのサイドFIREの方の情報にも、
有意義なものはたくさんありますし、
その生き方などは参考にすることも大なのですが、
”リアルなFIRE民の声”とは結構異なる気がしますので、
こういった人々の意見を聞いてみたい気がしますね。
プロの編集者の方には、ネットで有名なFIRE民とかでなく、
こういった人を足で発掘して考えをまとめてくれたらな...とは思いますね。
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