2022年10月20日木曜日

【気持ちの悪い未来】国の個人資産把握は果てしなく拡大していく...

収入がゼロでも資産があれば優遇なし!


先日もちょっと言及しましたが、
マイナンバーによる国の金融資産把握が進展すれば、
収入がゼロで金融資産をそれなりにもっているFIRE民は、
これまで受けていた様々なメリットを受けられなくなるリスクがあります。

FIRE民の多くは当然ながら、この事態を危惧しています。
国に資産を把握されるのは何となく嫌だという不安から、
超最悪なケースとしては預金封鎖とかしやすくなるのでは?
といった物騒なケースまで、危惧の範囲は結構広いのではと思います。

話はそんな簡単ではないかも?


仮にマイナンバーによる金融資産把握が完成したとしましょう。
そして、所得が一定額以下の人に給付金を配るという施策が浮上してきたとします。

これまでなら、住民税非課税世帯ということで、
機械的に給付対象者を絞ってきましたが、
金融資産額というファクターを考慮できるようになります。

となると、例えば、1,000万円以上の金融資産を持っている人には配布しない!
などいう決定が可能になるかもしれません。

ただそうなると、金地金は10億円相当を持っているが預金は100万円しかないとか、
不動産は多く所有するが預金は少ないといった、
資産家なのに対象になる人は依然として残る気がします。

また、預金は2,000万円あるけど借入金は3,000万円あるとか、
そういった場合はどうなるのか?
きちんと相殺してくれるのか?

色々な疑問が湧いてきてしまいます。

デジタル円に一本化でタンス預金も無理?


それならタンス預金だ!と考えたとて、
デジタル円が現実化され、将来的に紙幣・硬貨が廃止されるようなことがあれば、
タンス預金という概念そのものが消滅する可能性もゼロではない気が致します。

そんなことを色々と考えていきますと、
結構気持ちの悪い未来が待っている気も致しますが、
この手の話は進むときは一挙に進みそうなので、
個人でとれる対策は色々と考えておいた方が良さそうですね。
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