2020年4月19日日曜日

セミリタイアすることへの後ろめたさ ② 累積労働時間から見る

命の危険を感じるまで働くということ


私がセミリタイアを目指す上で極めて参考にさせて頂いたブログには、

「これ以上このペースで働くと命の危険があるのでセミリタイアを決意した」

という趣旨の事が書かれていました。

私の周りにも、毎日終電では帰れずタクシー帰りと言う人もいて、
過労死一歩手前という人は未だ多いのではないかと思います。

その一方で、残業などしたことがない!と言う人もいます。
自分の身近には半官半民の会社に勤めるヤツがこれに当たりますが、
彼は学生時代に綿密なリサーチに基づいてこの会社を探し当て就職、
イメージ通りの生活を送っており、
彼こそが先見の明のある男とひそかに尊敬をしています。

総労働時間で考えてみる


毎日深夜12時まで働いて休日出勤も普通にこなしていたAさんと、
毎日定時で帰って土日はしっかりと休んでいたBさんを比べてみます。

Aさんが50歳で早期退職をする一方、
Bさんは定年延長で65歳まで働くとします。

世間一般の見方では、
50歳で会社を辞めるという一点を見て、
Aさんはまだまだ働けるのにけしからん!
一方、Bさんは65歳まで働いてエライ!
なんていうことになりかねませんが、
実際に働いた総労働時間という観点から見れば、
Aさんのが遥かに働いた時間は長いのです。

世間の評価はある意味不当と言えるかと思いますが、
こんな事情を考慮する人はまずいません。

労働密度まで考えれば差は更に開く


実際問題、労働時間だけでなく、労働密度という視点を含めれば、
AさんとBさんの差はもっと開くかと思います。

セミリタイアという選択をされた方の中には、
客観的に見ても、
ここまで働けばそりゃもう十分だろうという方もいらっしゃいます。

なので、「何歳まで働いた」というのは、
そもそもそれ程重要な問題ではないんじゃないかと思いますね。


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