「飲み会が趣味」「はあ、そうですか。。」
とある立食の会合であった初老の男性(おそらく60歳くらい)と話しをしていて、
「趣味は何ですか?」という話になりました。
その男性が言うには、「趣味は飲み会ですね」とのこと。
私はてっきり、飲み会というのは友人と飲み行くことかと思ったら、
飲み会の中心は会社の同僚と取引先とのこと。
飲みに行く相手は年齢も色々で、
特に、若い人と飲み行くのは色々刺激があって良い、
という事をおっしゃっていました。
仕事そのものに加え、同僚との飲み会が趣味だったら、
会社を辞めてセミリタイアしたいとか思わないだでしょうね。
飲み会が趣味について疑問に思う事
人の趣味に文句を言うつもりは全くないのですが、
この話を聞いて疑問に思うところは結構ありました。
ピックアップ致しますと、
① 取引先は喜んで飲みに来ているのだろうか?
② 会社の同僚は喜んで飲み来ているのだろうか?
③ 若い人がおじさんと飲んで楽しいのだろうか?
と言ったところです。
①については仕事なので致し方ない部分はありますが、
かつての上司は接待は自分の行きたいところに行く!
という方針を貫いていました。
こういう人にとっては喜びかもしれません。
②は自分だったら勘弁ですね。
ご自分の趣味に私を巻き込んで欲しくないという感じです。
③については嫌な思い出があるのです。
オレの話が聞けるんだからオレは無料でもいいくらいだ!
かつて所属していた部署のNo.2の人ですが、
若手と飲み行っても絶対に割勘にする副部長がいました。
相当ケチな上司でも、端数分くらいは余計に出すものですが、
この人はむしろ端数分を部下に出させる始末。
流石に部下に示しがつかないと思った課長さんが、
「若手は給料も安いんで少し多めに出してください」
と直球で副部長にお願いをしたのですが、
その時に返ってきた返答が
「オレの有難い話が無料で聞けるんだから、
本来は俺の分は他のヤツが出しても良いくらいだ」
という恐ろしい回答でした。
この副部長の聞くに堪えないくだらない自慢話が、
どうやら「有難い話」のようです。
ここまで勘違いが酷い人はそうはいないでしょうが、
自分が若手の頃に、30歳以上も年の離れた人の話を聞いて
面白いとか楽しいとか思ったことあるかな?
と振り返ると、そういう記憶がなかったことに気が付きます。
年寄は年寄だけで固まるべきなどとは思いませんが、
この辺りは要注意じゃないかな?と思います。
最近会った老紳士が、実は若手社員に疎まれている、
ということがないことを祈るのみですね。
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