2018年5月12日土曜日

65歳まで働くのが前提の人生設計はどうなのよ?

50歳で自分が将来年金がいくら貰えるか全くわからない?

私が勤めていた会社でも50歳頃になると
「将来設計セミナー」のようなものが開催されます。

これは、この先どのくらい年金が貰えるかなどをチェックするのがメインですが、
要するに、これからは給料カットするから計画的にお金使ってね!
生活レベルは落とさないとダメですよ!
間違っても自己破産とかして会社に迷惑かけんじゃねーぞ!
という意味を持つセミナーです。

昔の後輩と話しをしていた時にこの話になったのですが、
彼は研修中ずっと寝ていて全く話を聞いていなかったそうです。
私はてっきり、そんなことは大体わかっているからなのかな?
と思ったらそうではなくて、全く興味がないから聞いていなかったそうです。

20年先の将来の事など今から考える必要はない、
どうせ65歳くらいまでは働くんだし、という意見のようです。

実際同じような考えの人が多いそうでちょっとびっくりです。

40歳頃から年金がいくら貰えるかは綿密に計算

私はセミリタイアを考え始めた時に、真先に年金がいくら貰えるか計算しました。
その結果、「70歳から年金を貰って慎ましく生きる」
という一つのパターンを考えて今に至ります。

若くしてサラリーマンを辞めてセミリタイアするから年金は当てにしない、
という考え方はありかと思いますが、
30年近く厚生年金に入っているのに、
将来的に貰える金額に興味がないというのは自分にとっては軽い驚きでした。

65歳までは働くのが前提の人生設計でよいのか?

件の後輩が第一線でバリバリ働いているのならさもありなんなのですが、
現実は彼の昔の仕事からすると明らかに不本意な仕事に就いていています。
更に、今後出向とか嘱託になれば給与ダウン
+よくわかない仕事が待っているというのに、
「65歳までは働く前提」というのはどうなのよ?と思いますね。

彼がセミリタイアというオプションを真剣に考えたら

① なるべく早くセミリタイアして悠々自適に暮らす
② 現役生活続行だが、楽な仕事 and/or 好きな仕事への転職を考える
③ やはりこのまま仕事を継続する

というように、人生の選択の幅が広がると思います。

まあでもセミリタイアした自分を宇宙人を見るような目で見てましたから、
彼がそういった発想をすることはないでしょう。
やはりセミリタイアは世間一般では異端なんでしょうね。

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