専門家として他社から必要とされる
昨日の記事でもう一つ気になることがありまして、
FIREを決断するに当たり重要なポイントだと思いましたので取り上げたいと思います。
"投資の最終目的は、お金の心配から解放され、自分らしい充実した人生を送ることにあるはず。筆者にとっての「幸せの青い鳥」は、莫大な資産そのものではなく、「社会との結びつき」や「専門家として他者から必要とされること」にありました。リタイアする「前」に培った強みや人間関係の中に、すでに幸せの源泉が存在していた、という気づきは重要です。” (引用元) 【株で何億円も儲けたら】三流は「散財する」、二流は「仕事を辞める」、では一流の人はどうする?
私が注目したのは、「専門家」というポイントです。
ここからFIREを考える際に、
2つの重要なポイントを導き出せるのではないかと思いました。
FIREしても簡単に職場復帰できる専門性
多くのサラリーマンにとって、FIREは基本的には片道切符です。
一旦会社を辞めたら元の職場に復帰することはもちろん、
同業他社に同程度での待遇で就職するなど極めて困難です。
なので、FIREする際は慎重に慎重を重ねる必要があります。
ところが一部の専門的なスキルを持っている人達にとっては、
容易に元居たポジションに戻ることができたりします。
この記事の例にある麻酔科医なんてのもそうでしょうし、
難関資格保持者とかもこれに当たるのではないかと思います。
こういった人達がFIREで仕事を辞めるというのは、
本人が明確に意識しているかどうかは別にして、
仕事への復帰ハードルが非常に低いことより、
一般サラリーマンが仕事を辞める重みとは異なると言うのは、
やはり念頭に置く必要があるのでは?
ということを考えてしまいました。
「専門家」として働くのは喜びだが...
また、「専門家として他者から必要とされること」
は一般的なサラリーマンから見ても魅力的ではあると思います。
しかしながら、パワハラや長時間労働など、
それを遥かに凌駕する不快なことがあるからFIREを目指す...
というのが基本的な流れかと思います。
私は早期退職してから8年以上が経過しているわけですが、
専門性を発揮する仕事で感謝されたり褒められたりは多少はあったはずですが、
それらを思い出す機会はほぼ皆無です。
一方、上司に怒鳴られたり、ミスの責任を押し付けられたりとかは、
かなりの頻度で思い出します。
私はリタイアしたら仕事で経験した嫌な事など綺麗さっぱり忘れて、
日々楽しく過ごせるのかな~と思ったけれども、
それは若干違ったかな?
ただ、仕事を懐かしむとかは絶対ないないだろう!
と現役時代から思っていましたが、
これについては全くその通りでしたね。
私が仕事を辞めてからもう一度働きたいと思わないのは、
こういった流れでも説明できるのかな?と改めて考えました。
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