高校生にFIREしたいか?と聞いたら
ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーである宇根尚秀さんが、
学校で金融教育を行っており、以下のような質問を高校生に投げかけているようです。
"● 「FIREをしたいですか?」 この問いに高校生はどう答えたか宇根 また、これまで延べ1000人ほどの学生に「FIRE(経済的自立と早期退職)をしたいですか?」という質問もしてきました。 1割ほどの学生は「そんな選択肢があるなんて素晴らしい、FIREしたい」と答えますが、多くの学生は「そうした生き方があることは理解するけれど、自分は職業を通じて人間的に成長し、夢を実現していきたい」と答えます。この結果は、私にとってはある種の安心材料であり、そうあるべきではないか、という学びにもなりました。” (引用元) ゴールドマン・サックス出身のプロが激白!“女子高生に論破されかけた”深すぎる「お金の質問」
FIREしたい人は1割程度というのは、
私個人の想定よりむしろ多い印象ですかね?
ただ、模範的な高校生の答えに対して、
「そうであるべき!」のような感想でよいのでしょうか?
仕事に夢も希望もなくてもFIREは嫌か?
こちらで比較されているのは、
A:FIREする
B:仕事で成長&夢を実現する
という2つの選択肢です。
どちらがよいかを比較すれば、私だってBを選択します。
ただ、現実社会では、
C:夢も希望もない好きでもない仕事をする(パワハラ付き)
のような選択肢を知らないうちに選ばされているケースが多いです。
私の肌感覚では、BよりCのが圧倒的に多いです。
あなたが将来Cみたいになるならば、
それでもBを目指し続けて努力を続けますか?
それとも仕事には見切りをつけてFIREを目指しますか?
みたいな問いかけをしたらどうなりますかね?
高校生に夢も希望もないことをいうのは悪いのか?
夢と希望に満ちた高校生に対して、
「サラリーマンなんてろくなもんじゃないよ...」
みたいな夢も希望もないことを言うのは悪いかといえば、
私はそうは思わない部分が大きいです。
私のサラリーマン時代が不幸だったのは、
サラリーマン社会の理不尽さとかを十分理解しないで働き始めたみたいなのもあって、
高校時代とかにある程度こういう話を聞いていれば、
もう少しはうまいこと対処できたような気がするんですよね...
FIREブームの背景
まあそもそも論としてですが、
多くの人が仕事で成長して夢を実現しているなら、
FIREブームみたいなものは起きないわけです。
この辺りをきちんと分析したうえで、
サラリーマンが嫌で嫌で仕方ない人は多いんだけど、
FIREより楽しい生き方もあるよ!とかでないと、
あとで騙されたみたいな感じにならないのか?
私なんかはそっちのが心配になりましたね...
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バイト程度しか働いたことがないであろう高校生に、そんな質問をしても意味がないのではと思ってしまいました。
返信削除よく考えたらその通りですね。そもそも何を意図しての質問なのか...
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